シマノから今年出るカワハギの小物類がショップに入荷し始めたようだ。ショップ店員さんが押しているのが「ステファーノ カワハギワンタッチ集寄 ほうき星」。出るのは知っていたが、アワビ貼りブレードの方が強力だからいいもんねとスルーしていた。ここまで押されると気になりだすw
まず最初に断っておくと、へた釣りは魚を釣るのは下手だが、釣り具屋(およびメーカー)に釣られるのはものすごく上手だ。さらに船上にお会いする達人さんに何度シンプルが一番と言われようと仕掛けをゴテゴテ飾り立てるのが好きなデコ体質でもある。それでも、今シーズンは昨年上手くいった仕掛けで初めてみようと思っていたのだが……。「ステファーノ カワハギワンタッチ集寄 ほうき星」と「蒲克工房 ゼロ集寄板」がものすごく気になり初めてしまった。
今年の方針はこんな感じ。底を2メートルくらい切って、ラトル音付きの「快適カワハギ集寄RV」で叩く。捕食音に気付いたカワハギは上が気になる。アワビ貼りブレードをきらめかせながらゆっくりと何かが落ちてくる(少しずつ叩き下げるか平打ちで落とす)。しかも、ハギポンで猛烈にいい臭いまでする。カワハギはたまらず底から離れて、へた釣りの仕掛けに飛びついてくる。達人さんと同じタナでカワハギを奪い合っても勝てないのでそんなことを考えていた。
カワハギが底から浮かない日にへた釣りはいつも以上に苦戦する。そういう日は達人さんたちと同じ底のタナで釣ることになる。底だと錘の下に付いているアワビ貼りブレードはあまり効果を発揮してくれない。ほうき星なら幹糸の間にワンタッチで装着できるので、底での釣りで集魚効果を発揮してくれるかも。なんといってもフラッシャーでド派手なのが好みにも合う。タルマセたり叩いたりしたときに針に絡まないかなぁという致命的な不安はあるが、大物カワハギに効果があるらしいレッドのを1個買っちゃおうかなぁと思い始める。取り外しもワンタッチみたいなので、どうしようもないときの気分転換にはなる。
ゼロ集寄板は、実は見つけたら買うつもりだった。宙~ゼロテンション用に設計された集魚板のようで「アタリを消さない集魚板!」と説明されている(何も付けないのに勝ることはないとは分かっているのだが…)。表面金・銀のホロ&裏面夜光のブレードが2枚付いており、仕掛けの上部に付けて使用すると思われる。その特徴はとにかく軽いことであるようだ。これを付けると海中でクルクル回ってきらめくブレードが3枚付いていることになるわけで、集魚効果は相当高くなるんじゃないかと期待していたりする。
もし、船上で、仕掛け上部にゼロ集寄板、幹糸にほうき星、錘の下にアワビ貼りブレードを付けて、ニヤニヤしている人がいたら…それ、たぶん、へた釣りwww 真正面からツッコまないで、生温かい目で見守ってあげてほしいぞ!
著者: へた釣り