東京湾の2012年釣り納めで穂先を折ってしまったLT竿。しょぼーん(´・ω・`)としていたら、「ちょっと遅いけどX's masプレゼントってことにしてあげるから新しいの買えば」という妻1号&子供たちからの温かいお言葉。それならばとお言葉に甘えまくって、気になっていたLTアジ専用竿購入。
結構お気に入りだったシマノの「ベイゲーム ライトM190」。へた釣りが買った人生2本目の船用の竿で、東京湾では実に使える竿だった。LTアジはもちろん、メバルもマゴチもシロギスも一時は全部この竿で釣っていた。一昨年の4月には「東京湾の船釣りはライトタックル(LT)さえあればいいのだ!」なんて記事まで書いている。その後、専用竿の優位性に気付いて、マゴチ&メバル用の竿、ウィリーイサキ用の竿を買いそろえていったのだが……。で、新しいLT竿。汎用性よりも「LTアジ専用竿と言われると猛烈に欲しくなっちゃうじゃないか」と気になっていた「リアランサー ライトアジ 160」を買ってしまった。
リアランサー ライトアジ 160を箱から出して握ってみると、軽い。強度的に大丈夫か?と不安になるほどに軽い。CI4リールシートを採用して以降のシマノの竿は総じて軽いのだが、160センチと短いせいもあり、78グラムと今持っている竿の中で群を抜いて軽い。元径8.0ミリ、先径1.0ミリと全体に細身の設計で錘負荷は30号~50号。東京湾のLTアジで標準的な40号ビシの使用を念頭に設計されている竿のようだ。この辺り実釣に投入するのがすごく楽しみ♪
穂先はタフテックソリッド。タフテックソリッドと言えば巻き込みに強く折れにくいはずなのだが、穂先ガードが標準装備になっており、「高感度・超軽量を追及していますので繊細な穂先になっております。実釣においては十分な強度はありますが、お取り扱いには十分ご注意ください」という但し書きが。昨年後半に竿を折りまくった身としてはちょっとどころか、かなりビビる。継ぎはワン&ハーフで仕舞寸119.1センチと電車釣行が楽そうだ。さて、LTアジ専用ロッドを手に入れたことで、アジがもう少しは釣れるようになるかなぁ~と期待しているw
新竿が手に入ったので、穂先が折れてしまったベイゲーム ライトM190の修理を開始した。へた釣りは磯竿の穂先もよく折っていたので、堤防で応急処置は何度かしたことがある。へた釣りがやることなので完璧なんて望むべくもないが、なんとか使えるレベルまでは復活させられると思う。新しい竿は入手済みなので、ダメ元でチャレンジしてみたよ♪
まずはガイドを止めてある糸を外す。この作業は初めてだったが、強く引っ張ればほどけてくる。無理は禁物だが、この部分は使わないので、ガイドが壊れなければOK。
次にライターで折れた穂先をあぶる。ペンチで穂先を摘ままないと火傷する。ガイドから穂先を引き抜くときも、ペンチを使う。さほど力を入れなくてもスポッと抜けるはず。
折れて残った部分の先端をトップガイドに入る太さになるまで耐水ペーパーで少しずつ削る。少し削っては入らないかなぁ?と確認しながら慎重に。力を入れすぎるとカーボンが裂けてしまう。ガイドが一直線になるように穂先にはめよう。
トップガイドが無事装着できたら、瞬間接着材で固定。垂れたり、盛りすぎたりしない刷毛で塗れるタイプがオススメ。これで十分使えそうだが、釣り具店でガイドを固定する糸とカシュ-塗料を買って補強するといいらしい。
あとはもうダメ元で実釣に投入してみて、ダメなら諦める。使えそうなら予備竿として使える竿ができたと喜ぶ。2年以上前に買った竿は修理しても割に合わないし、修理代+アルファで買える新しい竿の方が性能もいいことが多いので、そう割り切るしかない…と思う。
著者: へた釣り