半年ぶりというのもあるし、これまで2回しかやったことがないタチウオ釣りなので、やり方を思い出しておかないと。ポイントの水深や仕掛けは冬場とほぼ同じでいいみたいなので、ちゃんと思い出して実行できれば、釣れるはず…釣れてほしい。問題はなかなか喰わないときの対処法だ。
辰年だからドラゴン釣るんだ!というよく分からない理由で1月に2回だけ挑戦したタチウオ釣り。顔を怖いけど華奢な魚だと思っていたら意外と引いてくれるし、釣った日限定だけどお刺身にすると美味しいしで、夏場にも挑戦してみることに。現在のポイントは金谷沖の60~100メートルくらい。冬場にやった久里浜沖のポイントとほぼ同じ。錘が100号から80号と少し軽くなっただけで釣り方はほとんど同じで大丈夫だと思われる。
船長から出る指示ダナは×メートル~○メートルという風に出る。この範囲がタチウオの食いタナ。×メートルまで仕掛けを落として、竿先をさげた位置からゆっくり1メートルほど竿を上げて3秒ほど待つ。リールを巻きながら竿先を下ろしてもう1回誘い上げる。これを○メートルまで続けるのが基本。タチウオの魚信は竿先がフワフワ動くような感じに出る。魚信が出ても気にせず誘い上げ続けるとグンッと竿に重みが乗るので竿を立ててアワセる。
もう1つの基本は電動スロー巻き。置き竿にして電動リールの巻き上げスイッチをオンにしてゆっくりゆっくり巻き上げ続けるという戦法。この方がタチウオの食い込みのよい日があるので、なかなか手持ちでの誘いでは魚を掛けられない時は試してみる。フワフワという魚信が続くようなら、一度巻き上げスイッチを強くしてみるとタチウオが食い込むということがあるようだ。この応用で手持ちでなかなか食い込まない時は、竿先を30センチくらい強く跳ねあげて、餌をフォールさせてみると食い込んでくることがある。
仕掛けはハリス6号で全長2メートルの1本針が基準。ハリスの太さは8号がよいという人もいるが、6号でも8号でもタチウオの鋭い歯に触れてしまってはスパッと切れるので6号で十分のようだ。タチウオの歯がハリスに直接当たらないように、透明チューブを10センチくらい、チモト補強と集魚効果を狙って熱収縮型の発光チューブを3センチくらいハリスと針の結び目に付けておく。
海の状況によって仕掛けの全長を変えた方がよい。波が高く荒れ気味(明日はそんな感じ?)のときは、仕掛けを全長3メートルくらいまで長くした方がいいようなので、仕掛けは2メートルのものと3メートルのものを準備していくことにする。タチウオ釣りといえば集魚ライトが重要という人もいるが、あまり効果を実感できないし、抵抗になるだけなので、今回はなし。チドリ天秤に仕掛けをつないだだけのシンプルな道具で挑戦してみる。
著者: へた釣り