熱にうなされリアクションバイトしてしまった「フォースマスター1000MK」をタチウオ釣りでようやく実釣デビューさせたわけだが、そのパワーと持ちやすさ(軽さ)、スプールの回転性能ともに超超超超超超超超超超大満足!! 使いやすいし使っていて楽しい。衝動買いして大正解だった。
へた釣りは電動リールのヘビーユーザーではないので、インプレッションってほどに立派なことは書けないのだが、以前使っていた電動丸1000PLAYSに比べて、以下のことだけは間違いなく優れていると断言できる。
竿を持つ左手にすっぽり収まる(ただしへた釣りはかなり手が大きい方)ボディで、電源ケーブルの接続が下向きなので、手持ちで竿を動かし続けることを要求されるタチウオ釣りでの操作が非常にやりやすかった。クラッチのON/OFFが竿を持つ手だけでできるので、魚信なしでタナを取り直すときもストレスなし。使い慣れた小型両軸リールの感覚で操作できる。
5:5調子のビシ竿でタチウオを狙ったので、アワセは電動レバーを使った巻き合わせで行ったのだが、電動レバーを入れると瞬時にパワフルな巻き上げが始まるレスポンスの良さが実に気持ち良かった。巻き上げ中の抵抗が強く、巻き上げ速度を落としたいときにも電動レバー操作に対するレスポンスがよいので、ラインテンションを一定に保ってくれる楽楽モードならバラシの危険性が低くなる。
仕掛けを落とすときのクラッチOFFの状態でのスムーズな糸の出の良さにビックリした。あまりにスルスルですぎてサミングでは対処しきれずに慌ててメカニカルブレーキを調整し直したほど。今回は100号錘だったので、ブレーキを締めたが、もっと軽い仕掛けならスプールの回転性能のよさをもっと実感できるような気がする。
フォースマスター1000MKにはへた釣りが使いこなせていないほかの機能もいっぱいある。そんな機能を使うために新しい釣りモノに挑戦してみようかなぁと本末転倒なことを考えてしまうほどに使って楽しい、使いこなせればきっともっと楽しい釣り具なのは間違いない。
著者: へた釣り