GW伊豆合宿のイサキ五目で同船した人に「今年こそ30upのイサキを釣りたいんですよ」と抱負を述べたところ、「どこから船に乗ってます?」と訊かれた。剣崎沖のイサキのポイントは狭い根の上のため、ポイントに早くたどり着ける松輪の船に乗るのが30upイサキ大漁の近道だという。
へた釣りは、昨シーズンからイサキ釣りを始め、8回船に乗ったのだがついに30upイサキには出会えなかった。ちょっと自虐的に25センチ以上のサイズをイサキ、20センチ以上25センチ未満を大ウリンボ、20センチ以下をウリンボと区別していた。8戦を振り返ると釣果はイサキ×5、大ウリンボ×11、ウリンボ×107。87%がウリンボサイズ。数はそれなりに釣れているが、縦縞の消えたイサキの比率は本当に低く、今年こそは~とリベンジに燃えていた。船中で数匹だけ上がる30upイサキをなんとしても手に入れたいというのが6月1日から解禁になる今シーズンのイサキ釣りの目標だった。
そんな目標を治久丸で同船した人に正直に話すと、いきなり「どこから船に乗ってます?」と訊かれた。「金沢八景・一之瀬丸から」と応えると、「それじゃ仕方ないですね」とつれなく言われる。「剣崎沖のイサキの付く根は本当に小さいんですよ。イサキ狙いの船は全部その根を目指すんですが、根のいい場所は、松輪辺りの出船時間が早い船限定。8時くらいに竿を出すように到着する金沢八景の船だと、なかなかいいサイズには出会えないんですよ」。……え~~~~!である。言われてみれば昨シーズンの釣行記に「ほかの船に嫌われるんじゃない?と心配になるほどに、船団の間に突っ込んだり、ほかの船にぴったり寄せて」と書いている。船長さんは出遅れをカバーしようとなんかと頑張ってくれていたってこと?
松輪のイサキ船ってどこがあるのかなぁ?と調べてみると、大松丸と成銀丸を昨シーズンイサキのポイントで見た覚えがあった。大松丸は5時30分出船。成銀丸も6時出船。松輪港から剣崎沖のポイントに30分以上かかるとは思えないので、8時前には一番いいポイントでひと勝負終わっちゃったあとって感じ? イサキという魚は夜の方が活性が上がると聞いたことがあるので、朝マヅメが勝負ってことだろうか。電車釣行なので、松輪港に6時前にたどり着くのは不可能だし、どうせ一泊するなら宇佐美港まで行って気心の知れた(へた釣りは下手を自覚しているので初めて乗る船がいまだに怖いw)治久丸に乗っちゃうような気もするしで……今年も金沢八景・一之瀬丸で、なんとか30upを狙って頑張ることになると思う。
著者: へた釣り