昨年は2回乗せてもらい62センチのへた釣りレコードを含む6匹を釣らせてくれた深川・吉野屋のエビマゴチ船。今年は開幕が3月初旬と1カ月早まり、どうかなぁ~と様子を見ていたが、まだ60upは出てないものの調子は悪くなさそう。吉野屋の2012年60upマゴチの初物狙って明日、出撃!!
実は3月頭に道具一式は釣り具保管庫の奥の方から掘り出してあった。鋳込み天秤の15号・20号(へた釣りは三日月錘より天秤が好き)、マゴチ針の16号・17号、ヒューズ錘(0.65mm~0.8mm)。これに普段から使っているフロロハリスの4号・5号だけ持っていけば、マゴチ釣りはできる。魚を掴む道具と針外し用のペンチ、竿置きがあれば完璧だ。市販仕掛けは昨年船宿でもらって未使用のもの。仕掛け図が裏面に書いてあるので備忘録代わり。
鋳込み天秤にスナップサルカンを介して道糸(PE1号)を結び、仕掛け側もスナップサルカンでハリスを2メートル結ぶ。ハリスの太さは食いに関係ないので5号が推奨されることが多いが、なぜかへた釣りは4号の方が魚信が多いように感じるのでハリスは4号。マゴチ針の17号かススキ針の16号を内掛け結びで結んで、針にヒューズ錘を8~10巻きすれば準備完了。
餌のサイマキエビの付け方は昨年、吉野屋の上乗りさんに教えてもらったので、それをまとめた記事を読んで復習。ハリスの半分くらい(1メートル)錘を底から切って魚信を待つ。誘いを兼ねてマメに底を取り直して1メートル巻き上げる方が魚信が増える(と思う)。ハゼマゴチは複数竿の方がいいときもあるが、エビマゴチはイカやフグに邪魔されることがあるので1本竿の手持ちの方が釣りやすい(と思う)。
前魚信はコンッと短い手ごたえのあと竿先がクンックンッと動く感じに出る。じっと我慢。なるべく竿を動かさないようにしていると、竿先が次第に大きく曲がり始めるので、少し竿を送る。グゥーンという引きこみに変わってももう少し我慢。3回目くらいのグゥーンという引きこみでアワセると、大きく竿が曲がって、海中でドタバタと暴れるマゴチの感触が手元に伝わってくる。
著者: へた釣り