生まれて初めて釣る魚というのは、どんな魚であろうと楽しみなのである。釣れるかな~という不安を抱きつつ釣れたときの嬉しさを夢想する時間というのは、実際に竿を振っているときよりも楽しいかもしれない。2010年はアキアジ初挑戦。1か月も先の釣行なのに夢にまで見るのだ。
釣行プランは、浜から2日、船から1日の予定。浜からはルアー釣りとぶっこみ釣りの2種類の釣り方があるようだ。ルアー釣りの仕掛けは、スプーンをポイントより遠くに投げてゆっくり引いてくるというものであるらしい。ゆっくり引くというのがポイントらしく、スローリトリーブでもアキアジの泳層を外さないように、ウキを付けるウキリグという仕掛けを使う。魚信があってもアワセてはいけないらしく、竿に完全に重みが乗るまで我慢して、それから追いアワセをするというのが基本みたい。
●スプーン
道糸(PE2号)-ショックリーダー(60lb)-スプーン(アワビ貼りがいい?)
●ウキリグ
道糸(PE2号)-遠投ウキ-ハリス(20号)-タコベイト-針
タコベイトの近くに発光体を付けるといいという情報もある。
北海道の師匠から、いつもショアジギング用に使っている「AR-C GAME1006M-Tで大丈夫じゃない」と言われたのだが、ネットでアキアジ釣りを調べていると、竿が折れたという記述が想像以上に多いため、Tailwalk KEISONなどの専用の竿が必要なのかなぁ~っと。特にアキアジシーズンの浜は激込みらしく、かけてからはかなり強引に寄せてくる必要があり、ドラグを出すなんてのは論外であるらしい。とすると、50センチ級のワラサやカンパチがかかるとドラグが出まくるGAME1006Mではかなり不安がある。ついでに、北海道の釣り人がとにかくリールは高いのを買うのはアキアジ釣りのため(実際、ステラ所有率が恐ろしく高い)と聞いたことがあるので、リールのスペックも少々不安。
一方の船釣りは10本針で水深20メートルくらいを狙うらしい。回遊とタナ次第という釣りのようなので、10本針の仕掛けを2連、3連とつなげて広くタナを探るという人もいるらしい。これまた未知の釣りなので、道具立てを含めて激しく不安かもw
著者: へた釣り