侮れん!!ということは侮っていたのである。猿アジ冬のトリプルまつり開催中で釣れた20センチ以下のアジは脂の乗りは期待できないと思っていたが、最初の日くらいはとお刺身にすると、お箸が滑りそうなくらい脂たっぷりで旨み十分だった。冬は基礎代謝が低い小アジの方が美味しいのか?
東京湾で釣れるアジは25センチの物が一番脂が乗っていて美味しくて大きくても小さくても脂の乗りが悪くなるもんだと思っていた。今回釣れたのは15~20センチくらいの小アジで一荷狙いで釣るのは面白かったが、味はあまり期待していなかった。全部アジフライにして魚がないとき用の冷凍ストックにしようと考えていたが、釣った日くらいはと食べてみたお刺身が想像に反して十分すぎるほど脂が乗って美味しかった。
2日ほどお刺身を楽しんで、残りは予定通りアジフライに。フライというと脂の足りない魚に脂を足す食べ方だが、元々の魚に脂が乗っていると旨みはしっかりと残る。小アジで身が薄い分、フライ全体に対する衣の比率が上がるのでサクサク感がうれしい。サイズが小ぶりなのでお弁当のオカズにもちょうどいいサイズのようで、好評だった。
著者: へた釣り