ポチッとするまではあれほど焦らされたのに、到着するのはすぐだった。イサキ・カイワリ用のカイメイSP 30-210、オニカサゴ・LT深場五目用の極鋭 コンセプト ゲームP HHH-205AGSに続く、3本目の釣れる気しかしない愛竿候補Shibuki F191が到着した。カンパチ・シマアジを早く釣りたい。
三角柱の段ボールに入って宅急便で到着する。上の蓋の部分を切り離せば竿を取り出せると思っていたら、抜けない。ナイフで段ボールをバラバラにすると、緩衝材にくるまれた竿袋がガムテープで固定されていた。竿というとプラスティックのケースに入っているものと思い込んでいたのでびっくり。釣具店でも大物用の竿は剥きだしで売られていることが多いのでそういうカテゴリーの竿なのかな? 竿袋はメッシュになっていて高級感あり。バッドジョイトンなのでグリップとブランクスが別々の収納部から出てくる。
白くてきれいな竿でロゴは銀色に光る。リールシートは高級感があり、しっかりリールを固定できしっかり締めても軽い力で緩められるのがうれしい。金ピカリールとのデザイン的な親和性も高いように感じる。スパイラルガイドの竿は初めて触るがリール側から3つ4つのガイドで糸を下向きにしてトップガイド寄りのガイドは完全に下を向いている。シャクった動作が無駄なく竿先、ラインを介して仕掛けに伝わりそうな気がする。スペック上の自重は240グラムだが持った感じはかなり軽く感じる。1日手持ちで誘うのは全く苦にならないと思う。
120号のオモリと80号のFLビシをぶら下げてみたが、オモリ負荷~120号というスペックから想像していたよりはしなやかに曲がって穂先の挙動はライトゲームロッドらしい。曲がりの頂点も7:3調子というより6:4調子に近い感じ。この調子がシャクリやすいかどうかは、実際にビシをぶら下げ潮の流れを受けた状態で竿を操作してみないと分からない。シャクリを竿先が吸収してしまうほどにフニャフニャな調子ではないようには見える。気に入ったのがロッドエンド。リールシートからロッドエンドまで十分な長さがあるので脇に挟んで竿を操作しやすく、大物とのやり取りがしやすそう。
著者: へた釣り