物欲というのも弾みがつくものである。4万4000円の分不相応な高級竿を買ったばかりなのに「10電動丸9000ビーストマスターZB」の中古品が5万5000円で買えるのに気づいて、ポチッとなの衝動に襲われてしまっている。これ買えばマグロや本格深場に行けるんだよなぁ~。
メンテナンスに自信がないため、中古の釣具は購入したことがない。キンメダイなどの深場用のリールはとにかく高く、釣具店のショーケースに並ぶ新製品にはなかなか手を出しづらい。加えてライン代。糸巻量が多いためこれがなかなかに馬鹿にならない値段になる。かといって安価なB級品のPEラインには酷い目に何度も遭っているので購入したくない。マグロや本格深場をやってはみたいけど、道具の重さを考えると電車でそう頻繁に通うのは難しそう。せっかく道具を揃えても使用頻度は高くない。初期投資はなるべく抑えたいところだ。
10電動丸9000ビーストマスターZBが5万4780円で売られているのを発見した。美品で「キズや使用感が全体的にある」という状態。「回転良好」「異音などはない」とある。これを買ってすぐにシマノにオーバーホールに出せばいいのでは? カスタマーセンターのサイトで確認すると「修理不能」だった。古すぎて修理は受け付けてもらえないみたい。割安感がある理由はたぶんこれ。オーバーホールに出してもグリスアップはしてもらえてもパーツ交換はしてもらえないってことなのかな? オーバーホール自体受け付けてない? でも、これより安くマグロ&深場のリールを買えることなさそうだしな~とルビコン川の前で悩み中。
著者: へた釣り