水温が高く群れが固まってないせいか、いまだカワハギのいい釣果を見た記憶がない。今年も何戦かするつもりで新製品の情報をチェックしていると、ダイワの新針がサクサス超えの刺さりと謳われており気になる。鮎イカリバリで評判のよいスペシャルフィニッシュ加工を転用したそうだ。
へた釣りはがまかつのナノ・スムース・コートの針がお気に入りでカワハギの針も競技カワハギくわせをずっと使っている。ダイワのサクサスと比較すると、アサリの装餌時に感じる抵抗が少ない(=刺さりがよい)気がするし、尺超えの大型がかかったときに折れにくいように感じている。針を使い分けるほどの腕もこだわりもないので、シーズン初期の店頭在庫が潤沢なうちに10パックほどまとめて購入する。今年も、そろそろ競技カワハギ5号をまとめ買いしとくかと考えていたところ、「D-MAXカワハギ糸付30 スペシャルフィニッシュ加工」が気になってしまう。
「従来のメッキより滑り性があるスペシャルフィニッシュ加工を施すことで驚異の刺さりを実現」と書いてある。サクサスに比べ約1/100の薄さの超極薄皮膜のおかげで非常に鋭い針先になっているそうだ。針表面の滑りの良さはサクサス同等とのことなのでサクサス超えの針になっているはず。欠点は防錆効果がなく錆びやすいことらしいが、1匹釣ったら針を交換するので問題ない。まとめ買いはしにくいけど……。1パック買って競技カワハギとどちらの刺さりがよいかまずは比べてみたい。
著者: へた釣り