タチウオファンには申し訳ないが、タチウオの群れ見つかるな~っと祈っていたりする。春一番で行方知れずになったというタチウオの群れがこのまま再発見されなければ、金沢八景・一之瀬丸で遠征ウィリー五目が始まる。まだ確定というわけではないが3月24日から開始するみたいだ。
ウィリー大好きへた釣りは、3種類のウィリーでの釣りを楽しみにしている。6月から始まる剣崎沖のイサキ釣りは数釣りを楽しむ。いかにしてたくさんの魚を一荷で仕留めるかがテーマ。シャクリ方(止め方)次第で釣果が大きく変わるのが面白いし飽きない。宇佐美までいけば年中楽しめるカイワリ五目はお刺身最強魚のカイワリに狙いを絞って超高速シャクリでキュンと小気味よく穂先を引き込んでくれるカイワリとの勝負が楽しい。アジのように口が弱い魚なので巻き上げ中もスリリングだ。そして洲の崎沖や沖の瀬の遠征ウィリー五目はいろんな種類の魚をシャクリ方を工夫して狙って釣り分けるのが楽しい。アカイサキやキントキ、マトウダイなどいいサイズの魚も混じるのでクーラーを満タンにして船上で高笑いする。帰りの電車ではクーラーが重すぎてこんなに釣らなければよかったと後悔する。
シャクリ方で釣れる魚を本当に選べるの?と言われることがあるが、100%は無理だがこの魚種を中心にと狙うことはできる。メインに狙うカイワリやイサキはスティ時間が短くても食ってくるのでスティ0~1秒。スティ1秒では魚信が出ないときはスティ時間を少しずつ長くしていく。するとオキメバルやアカイサキが釣れるようになり、チカメキントキはスティ時間を5秒くらい取った方が釣れる。ただしスティ時間を長くすると、サバやアジ、シキシマハマダイやサクラダイなどいらない魚が混じり始める。10メートル幅を3回探れるくらいコマセの出を絞って、1回目はスティ0~1秒で、2回目はスティ2秒で、3回目はスティ3秒でシャクる。そのポイントで釣れる魚の種類を特定して狙い方を決めていく。カイワリやキントキなどが釣れるとアナウンスされるので、すぐにシャクリ方を釣れた魚に合わせる。
著者: へた釣り