大潮は潮が動くので釣りにいいと言われるが大潮の日にいい目に遭ったことがあまりない。マゴチだけは別。理屈は分からないがマゴチに関しては潮回りが大きければ大きいほど魚信が増える気がする。魚信があってからの掛け引きが楽しい釣りなので魚信は多いに越したことはない。
例年なら3月は洲の崎沖、沖の瀬のウィリー五目が開幕しているため、マゴチはウィリー五目が終わってから始めることが多い。4月に入ってからか、遅い時には産卵期が始まり食い渋る5月からマゴチをスタートなんて年も。今年はウィリー五目が始まっていないので、今週末にでもマゴチを開幕させてしまおうと考えている。潮回りを確認すると土日とも大潮なのでマゴチが釣れる条件の1つは満たしている。あとは潮先が極端に舳や艫に限られなければ…チャンスはあるはず。
実はマゴチはこの2年ほどうまくいっていない釣りの1つ。完全に苦手意識を持ってしまっている。マメにタナを取り直して誘っているつもりなのだが、どうしたことかへた釣りのエビにだけ大きなマゴチは食いついてきてくれない。何が悪いのか特定できてないので運が悪いということにしているが、マゴチだけでなくアマダイ、オニカサゴといった底を吹き流しの仕掛けで狙う釣りが全部うまくいっていないので何か共通の悪いところがあるんだと思う。今季の目標は何が悪いのかを発見すること。
著者: へた釣り