明日は、剣崎沖イサキの2束チャレンジ宣言をしたし、既に予約済みなのだが…妻1号に報告したのはついさっき。真顔で「正気!?」と言われた。結構本気で嫌がっている雰囲気が伝わってくる。でもって、新ルールができた。20センチ以下のウリンボはリリース。この条件を飲むしかない。
釣ったら美味しく食べるというポリシーに反するが……家庭内不和は避けなくてはならない。剣崎沖のウリンボサイズのイサキなんて美味しいの?とよく言われるが、美味しい。個人的な感想だが、25センチを超えたイサキよりも小型の物の方が脂の乗りがよくて美味しい気がする。小さいのばかり釣っているからといって負け惜しみではない。ときどき釣れる30センチ超のイサキよりもウリンボの方が味という点では上だと本当に思っている。料理のバリエーションも多いので飽きも来ない。美味しいと感じているウリンボをリリースしなくてはいけないのはなんとももったいない話だが……。
ここで妻1号の機嫌を損ねるのはまずい。明日もし、2束チャレンジに失敗したら……実は来週末に再チャレンジするつもり(という話は当然、妻には言ってない)。明日、魚を持ち帰ると再来週のイサキ釣行は100%なくなる。ここは妻から突き付けられたウリダメ宣言に無条件降伏するしかない。「行くな」と言われなかっただけマシである。そもそも「正気」の対義語は「狂気」。「あんた気が狂ってるの?」と言われたに等しいわけで、反駁を試みるのは無駄。
著者: へた釣り