へた釣り家の夏休みのお楽しみは北海道への遠征旅行。妻や子供たちは北海道の師匠宅に里帰り。へた釣りは北海道の魚たちと戯れにこれでもかっ!!と釣行する。5泊6日で船釣り4戦+渓流お遊び釣りで毎日竿を出す。51歳……いい年のおっさんだが年に一度の遠征なので頑張る。
釣行回数を少しでも増やしたいので、遠征前日は仕事を早めに終わらせ夕方遅めの飛行機で釧路入りすることにした。着いたらご飯を食べて寝るだけ。翌日朝(4時くらい?)には釧路川近くにある啄木碑近くから船に乗る。昨年、雨風に祟られて、釣行がほとんどできなかったので、今年は少しでも釣行予定を多くして、1戦2戦流れても、大丈夫なようにしてある。初戦は釧路・海攻という船に乗る予定。釣り方をすっかり忘れていると思われるので北海道根魚五目の予習釣行である。
翌日は標津港に移動して、北海道の師匠杯を争う小突きカレイ釣り大会。学校の関係で子供1号が不参加なので、へた釣りと子供2号で参加する。北海道の師匠や甥2号、姪1号も参加かな? 今年の目標は……空気を読んで大きなカレイは子供たちのところに行くように祈る!!と、今はきれいごとを書いているが、ハンドルは握らないが竿を握ると性格がちょっとアレになるので、大きいカレイを狙って小突きまくってると思う。
4日目は一応休竿日だが、宿の裏手にある渓流でオショロコマに遊んでもらうつもり。バイカモの脇を上手に流せば、小さな魚影が飛び出してきてエサをくわえて反転する。その奥の深さは重々承知しているので本格的に渓流釣りをする気はないが、キュンと穂先をもっていく魚の手応えが心地よいので毎年のお楽しみになっている。オショロコマが相手にしてくれないときはニジマスと遊ぶ。
5日目は北海道の師匠とともにアオゾイ狙いの北海道根魚五目の本番。釧路西港・釣キチ丸から乗る。北海道の師匠くらいになると、船長にどこのポイントに向かってほしいとリクエストできちゃうので、この日がアオゾイ鈴なり、釣りというよりは漁体験の本命の日だ。デッカいアオゾイを針数つけて幹糸16号の仕掛けが途中で切れてしまったなんて体験…話の種にしてみたいものである。
6日目は東京に帰る日なのだが、飛行機の時間を夜遅くして、朝からもう1戦アオゾイ釣りに行っちゃおうというのであるから、我がことながらあんたも好きねぇ~と言ってあげたい。初日同様、海攻から。海攻は釧路の遊魚船の中では唯一、釣り船らしく釣り座があり、ほかの船に乗るよりも釣りやすいのである。北海道根魚五目の復習をして、ひとっ風呂浴びたら空港へ向かう。
著者: へた釣り