両軸リールのドラグの横に付いているクルクル回せるキャップ=メカニカルブレーキノブを釣っている最中によく失くす。それも決まって大会中に失くすのである。先日行われたかみやカワハギプチ大会でも…。そのとき応急処置的に絆創膏をノブ代わりにしたが、これって紛失防止にもいい?
大会中にメカニカルブレーキノブを失くす理由は、へた釣りの仕掛けだけ落下速度が遅くて損しているような気がするから。メカニカルブレーキをどんどん緩めて落下速度を速めようとする。で、気付くとノブは行方不明。船内の足元を探してみるが、見つかったためしはない。海の中に落っことしちゃってるんだと思う。カワハギプチ大会でもメカニカルブレーキノブを紛失した。カワハギ釣りの場合、竿を激しく動かすので、
次はノブだけでなくブレーキの中身まで海に落としてしまいそうで気が気じゃない。何か押さえるものがないかなぁと考えていると、大会参加賞に絆創膏があったのを思い出す。防水タイプって書いてあるのでリール内部への浸水をいくらか防いでくれそうなのもたのもしい。貼ってみるとブレーキの効き具合も調整できて意外と具合がよい。リールの操作の邪魔にもならなかった。
翌日はTKB44ミナミ予選初戦。昨日の今日で部品が手に入るはずもなく、絆創膏を貼ったリールで参加するしかないなと諦めていたが、子供1号のスポルザというリールのノブが同じサイズだったので、事なきを得た。絆創膏リールだと、TKBに参加している人たちに「素人ですか?」とからかわれそうで怖かった。
メカニカルブレーキノブをよく失くすくらいだから素人には違いないが、予選を突破し今年こそは自力でクーラーとあべなぎさのサインゲットという大志を抱く素人である。船上で素人と決めつけられて笑われては心がくじけてしまう。心くじけなくても、この日の予選突破はかなわなかったけどねorz
上州屋・渋谷店に注文してあったメカニカルブレーキノブが入荷したという連絡があったので、取りに行く。お値段800円超。年に2個か3個ペースで失くしているので、大した額ではないとはいえ、無駄な出費には違いない。かみやの大会に参加すると参加賞でもらえる絆創膏は使うことなく余っている。絆創膏はリール操作の邪魔にならないことも分かった。ノブを失くしてから絆創膏を貼るのではなく、ノブを失くさない予防策として絆創膏を貼っとけばいい。というわけで、リールに絆創膏を貼ってる人を見つけても笑ったり、からかったり、後指を指したりしないようにっ!!
著者: へた釣り