また、アホなことをとツッコミどころは満載だろうが、上手くいったのだから書きとめておきたい。イサキ束釣りの最終兵器は、全長1.6メートルで3本針の超ショート仕掛けかも。短いので混んでる船上でもオマツリフリー、さらに手返し抜群。116匹のうち70匹以上はこの仕掛けで釣った。
えっへん、おっほん、イサキ116匹釣行はスタートダッシュで出遅れた。うまく魚信を出すための誘いができなかったのもあるが、それ以前に、オマツリに苦しんだ。金沢八景・一之瀬丸のイサキ船はそれほど大きな船ではない。そんな船の片舷に12人並ぶと、ビシはFLビシで統一されているとはいえ、吹き流し仕掛けだとどうしてもオマツリが発生する。ラインの太さがバラバラ(PE1号~4号までが混在)なせいもある。オマツリに苦しんで、仕掛けのカラミを解いているうちに針を3本残して切れてしまった。どうせまたすぐにオマツリするんだろうと、少しヤケクソ気味にそのまま仕掛けを投入したらこれが大当たり。
仕掛け図は左の通りになる。全長1.6メートルの超ショート仕掛けでオマツリの心配はほぼなし。シャクリにもキビキビ反応してくれて仕掛けが水中で張った状態を維持できているので、魚信があれば高確率で針掛かりする。ウィリーには触れてきたけど掛からずということはほぼなかった。天秤と針との距離が近いので魚信の出方も明確だし、引きも小気味よしで、怪我の功名ってだけではなく、来季からは超ショート仕掛けを1組、2組くらいは常備しておいてもいいかも考えるようになった。短い分針数は減るが混んでる船上でオマツリフリーになれるというだけでも非常に有用だ。4本針、5本針と欲張っても針数パーフェクトは1釣行で数回まで。3本針で十分だ。
著者: へた釣り