実は船からのカサゴ釣りをやったことがない。もちろん釣ったことはある。メバル釣りをしていれば釣れてくるのだが、メバル狙いのときはいかにカサゴを釣らないかをテーマにしているので同じ仕掛けで同じ釣り方だと通用しないと思われる。どうやって釣ろう。変な仕掛けを妄想してみる。
今週末は羽田・かみやのカサゴ釣り大会。ドジョウだのザリガニだの大型のカサゴが興味を示しそうな餌のことばかり考えていて、肝心の釣り方とか仕掛けのことに考えが及んでいなかった。いつも通りのメバル用の仕掛けの下針の位置だけ15センチくらい下げてメバル・カサゴを両方狙って釣るという手もありのような気がするが、それではせっかくのカサゴ大会なのに芸がない。無駄な工夫をして、同船した皆さんの冷ややかな視線を浴びてこそのへた釣りである。メバルを捨ててカサゴだけを狙った仕掛けを考えてみる。
船から狙ったことがないというだけで、カサゴを狙ったことは何度もある。堤防からの穴釣りでだ。中通しの錘を使ったブラクリ風の仕掛けを根掛かりしないように少しずつ穴の奥へと送り込んでいく。船からの釣りといってもカサゴのポイントは堤防のすぐ際なので、同じ発想でいいんじゃないかと考えることに。カサゴに関しては錘のすぐ近くに餌があっても食いついてくるので左の図のような仕掛けだと、カサゴ1本勝負っぽくなるのではないかと。堤防の際に向けて少しキャストして、ブラクリの要領でピョンピョンと仕掛けを跳ねさせながら探ってみたら面白そうな気がする。メバルは狙えないけど代わりにアイナメが食ってきそうなw 釣れるかどうかは別にして、これなら釣れるかもと妄想するのが楽しい。
餌は上からWAREKALA、活きドジョウ、カツオのハラモでどうだろう。WAREKALAはKFCのメバル→シロギスリレーで35センチのアイナメが飛びついてきたという実績があるし、これを一番上の針に付けておくとなぜか大型のメバルやカサゴが釣れるというジンクスがある。ドジョウは今回のお試し特餌。あまり数がいないのでなくなったら冷凍餌のゴリに切り替える。下針は根に擦れまくると予想される。餌持ちがよさそうな身餌にしてみようと考えている。ほかにも冷凍キビナゴを持ちこんでみるつもりだ。釣れるかなぁ~?
著者: へた釣り