おたく気質のへた釣りは釣った魚がなんて魚なのか分からないのが気持ち悪い。未知の魚を釣ったらリリースするときでも写真を撮って家に帰ってから図鑑で魚の種類を特定する。へた釣りが使っている釣魚辞典3冊を紹介する。ボロボロなので実物はとてもお見せできない状態だったり。
一番開くことが多いのが「釣魚識別図鑑-ここで見分けよう」。ここで見分けようというタイトル通り、よく似た魚を見分けるときの手掛かりが書いてある。特にカサゴ目の魚の種類を特定するのに重宝している。体色ではほとんど見分けがつかない
カサゴっぽい魚でも、背びれや胸びれの棘の数や体の模様の際立った特徴をヒントにだいたい見分けることができる。船上で変な魚に出会ったら、ヒレの数をあとで数えられるように写真を撮るという習慣がついてしまった。
レアな魚と出会ったら開くのが「釣魚1400種図鑑 海水魚・淡水魚完全見分けガイド」。釣魚識別図鑑は魚種数267種なのに対して1400種の魚が写真入りで掲載されている。今のところこの図鑑に掲載されていない魚を釣ったという経験はない。例えば、ゴールデンウィークに
熱海の堤防で釣れた体全体がコバルトブルーに光る細長い小魚だって「サツキハゼ」という魚だと分かる。へた釣りのひそかな野望がこの図鑑に載っている魚を全部釣ること。現在の達成率は203/1400種とまだまだ先は長い。
主要な魚の生態などの解説を読みたいときに開くのが「釣り魚カラー図鑑」。3冊の中では一番最初に買った。魚の地方名を調べたりするのにも重宝している。どんな餌を好むのか、昼行性か夜行性かなどの釣りに役立つ情報や魚料理を食べに行くとちょっぴり自慢できる
うんちくっぽいことが書かれている。その魚に適した料理の仕方も書かれているが、「普通は食べない」って魚にもそれなりに美味しい魚がいる、外道料理の楽しさを教えてくれた本でもあるw
著者: へた釣り