今季終了を決断したのに…また、変なことを考え始めている。忘れないようにメモだけしておく。まず、タコベイトはオレンジに実績ありで、深くなればなるほどオレンジが強い。餌はヒラヒラ動いた方がいい。最後に深海の魚なので、視覚だけでなく嗅覚を刺激するのが大事なのではないかと…。
カワハギ釣りでカワハギの視覚・嗅覚・聴覚を刺激すると書いたことがあるが、これってすべての魚で大事なことなのではないかと思う。オニカサゴにも当てはめて考えてみる。すると、オニカサゴ釣りの仕掛けや餌をもう一工夫できるのではないかと思えてきた。ただし、最終戦と宣言したので、今季はやらない。来季以降、試してみようかなぁと考えていることを忘れないようにメモしておく。これなら来季は釣れるかもという気分でスタートできる。深場のポイントでうまくいかなかった今季のオニカサゴの負け惜しみメモとも言うwww
餌は大きくて海中の潮の流れを受けてヒラヒラする適度な大きさのものを考える。大きさは10~15センチくらいのものがよい。サーモンのハラスを使おうとすると、身は全部削ぎ取って皮だけにした方がいいと言われたことからも、水中でヒラヒラする適度な軽さと形状の餌を使うのが大事なんだと推測している。似たような動きをする物…心当たりがある。櫻井釣漁具のエコスカートだ。これの大きいバージョンである「エコスカート ネクタイタイプ(エコネクタイ)」という製品が大きさ的にちょうどいいかもという気がしてきた。餌は船宿支給のサバの切り身を使い、ヒラヒラが足りないと感じたらエコネクタイを針に付けてヒラヒラ感をプラスする。オニカサゴの視覚を刺激できそうな気がしてきた。
視覚の刺激は動きとともに色も重要だ。深場での釣りになればなるほど、オレンジ系のタコベイトやパイプにオニカサゴが反応しているのでは…と思われることが何度かあった。タコベイトを装着するならオレンジの物で勝負してみるべき? 「東京湾の根魚ならオレンジと白に実績がある」と櫻井釣漁具の人も言っていた。沖のウィリー釣りでもオレンジと白の実績がよかった記憶があるので、東京湾の深場の潮の色はオレンジと白が美味しそうに見えるってことだろうか? オレンジ色のタコベイトはオニカサゴ・リベンジに向けて仕掛け入れの中に加えておこうと決める。ハリスに通すのではなく半分に切って餌を付けた後に付けるという方法もあるみたいだ。
臭覚への刺激不足が、身を削ぎ落したサーモンのハラスの欠点だったかもと考えている。ヒラヒラと動く視覚的な効果はサバの切り身より上だが、臭いではサバの方が強いのではないかと……。堤防でオキアミやイソメを餌にして釣りをすると、魚の嗅覚の鋭さは実感できる。200メートルの海の底に住むオニカサゴならば、嗅覚を頼りに餌を認識するという傾向がさらに強いのではないかと思い始めてきた。エコスカート OR タコベイト+サバの切り身と考えたのは視覚効果をエコスカートで、サバの切り身で臭覚を刺激と考えたから。オニカサゴを狙っている人の中には切り身餌を臭い汁につけて嗅覚刺激度をアップしている人もいた。アナゴの肝漬けと書いてあったのだが…どうやって作ってるのかな?
著者: へた釣り