毎年恒例の釧路への遠征(妻の帰省にくっついて釣り三昧)まで2週間。今年は北海道の漁師体験できるかなぁ~と、釣果が気になり始めたわけだが……北海道の師匠がやってくれてる。80リットルクーラーが2個満タン!! アオゾイ、マダラ、スケソウ、アイナメ、ホッケ。期待してよさそう?
8本針の胴付きのバルーンサビキ仕掛けに2キロ近い大型のアオゾイが針数、鯉のぼり。錘は200号~250号。錘をぶら下げているだけで重いのに、それに2キロずつ魚が付いていく。2~3匹も魚が掛かればもう十分と電動リールで巻き上げたくなるが、そんな中途半端なことをしようものなら船長に「針数狙ってよ~」と怒られる。竿を待つのが辛くなっても歯を食いしばって我慢して、針数分の魚の手ごたえを感じたらようやく、ロッドキーパーに竿を置き、電動リールを使うことが許される。そこまでの入れ食い大漁は一度しか経験がないが、釧路沖の根魚五目はまさに漁師体験なのである。
北海道の師匠はこの釣りが大好きで、6月29日には大型マダラ中心に80リットルクーラー2個を満タン。7月7日にもアオゾイメインに80リットルクーラーを2個満タン。釣果というより漁獲量? へた釣りも7月28日、29日と連荘で釧路・繁栄丸から根魚五目釣りに挑戦する予定。竿はこの釣り用に新調した「ディープゲーム 120-180」、リールは超お気に入りのフォースマスター1000MK」。道具だけは一人前だ。釣り方で気を付けることは、特大(ガングロ)アオゾイは根の少し上の方にいるので、釣れてくるのが小型のときは少しタナを上げてみるってこと。大型ばかりを針掛かりさせることに成功すれば10号のハリスが切れちゃうこともある。
著者: へた釣り