毎年お盆にお墓参りをするために大阪に帰省する。ついでにへた釣り家3世代(母、妻、子供×2)で2泊3日の旅行をする。せっかくだから少しでいいから竿を出せる旅行プランって組めないものかしらと、わりと真剣に探してみたら、いくつか候補が見つかった。淡路島に行くのが本命かな?
本当は和歌山で大型イサキを狙って船に乗ってみたいのだが……その間、姑嫁と子供を放置して半日近く1人で船に揺られて極楽釣りができるほど、姑と嫁は仲良くないw 船から降りたら待っているかもしれない修羅場を想像すると…それでも釣る!と決断できるほどへた釣りは根性が据わっていない。だから、昨年は釣りを諦め有馬温泉、年末年始もノー釣り家族サービスディで4日間、箱根めぐりをすることに。今年の夏はなんとか家族(実母含む)サービスと釣りを両立できないものかと……。条件は足場がよくて安全な堤防での釣り。ホテルの娯楽の一部として釣りが提供されていればなおよし。釣った魚を食べられれば文句なし!
行ったことがないポイントをと考えて狙いを絞ったのが淡路島。淡路島にはFacebookでお友達になった釣りバカ社長 雄二郎さんが経営する淡路島観光ホテルがある。このホテルには宿泊者だけが竿を出せるプライベート釣り場があり、ホテルの娯楽と侮るなかれ、淡路島の優良な陸っぱりポイントを調べると必ずといっていいほど、紹介されている爆釣ポイントだったりする。夏場だとサーベリング、エギング、メバリング、アジングなどが楽しめるようで、ブログで報告されている釣果を見ても、堤防からの釣りでは大満足な釣果が報告されていたりもする。ホテルで餌や仕掛けも販売(800円)されており、ホテルのスタッフが釣り方のコーチまでしてくれる。……残念なことに、へた釣りが帰省する日程は満室だった。
三重県の鳥羽にある海上料亭 海楽園も一度は行ってみたいなぁ~と狙っている宿。ここの宿のウリは部屋の窓から釣り糸を垂れて釣りができちゃうという座敷釣り。座敷で釣りというと随分と軽い響きだが、50センチのクロダイが釣れたことがあるというだから、鳥羽の海の豊饒さを舐めてはいけない。カイズ級なら結構コンスタントに上がっているようである。7月~8月は「釣りチャンピオン大会」というイベントも行われており、優勝すれば1泊2食付きのペア宿泊券がもらえたりもする。近くには伊勢神宮、鳥羽水族館、志摩スペイン村があり、世代をまたいで(へた釣りは釣りさえできれば)楽しめそうなのだが、これまたへた釣りが帰省する日程は満室だった。
和歌山の白浜温泉や京都の宮津あたりの宿も探したのだが、釣りの部分が本格的になりすぎて今回のプランには適さない。で、再度、淡路島に戻って探してみると、ホテルニューアワジにもプライベート釣り桟橋があることを発見。運よく空室もあった。ノベ竿にオキアミ餌(竿込みだと800円、餌のみ600円)という超お手軽釣りなのだが、ガシラ・アブラメ・ベラ・メバル・木葉グレ・アジ・チャリコ・カワハギなどが釣れるそうだ。釣れた魚を夕食用に料理してくれるというサービスもある。海のコワリ釣り(釣り掘?)でタイを釣ることもできるらしい。地図で確認すると淡路島観光ホテルの釣り場ほど潮通しはよくなさそうだけど、お遊び釣りだから小魚相手に戯れられれば十分なので、ここにしようかなぁ~~~~~♪
著者: へた釣り