魚から針を外すのが苦手だ。数百円~1000円のいろんな針外しを試したが、結局、プライヤーを使って外すのが一番という結論に落ち着いた。そんなへた釣りがめっちゃ気になる金物系フィッシングギアが「磯プライヤーB」。「魚の喉奥まで見渡せる新発想のリリースプライヤー」らしい。
魚の口にプライヤーの先端を入れて、針を掴む。カエシがあるので、針の湾曲に合わせてプライヤーを捻って外す。でも、実際には、口の中で針を掴むのは失敗することがあるし、なんとか針を外せてもハリスがチリチリになっていたり、何度も何度も針を動かすので、魚は血まみれ(ときに瀕死)、人間の手もスプラッターなことに。コッパメジナとかベラとかキープしても仕方がない魚ほど、リリースできない状態になってしまうので、実に困ったものである。
「磯プライヤーB」は、手首をひねらずに針外しができる「くの字」形状ってことで、魚の口に差しこみやすく、しかも喉奥まで飲みこまれた針に届きやすい先端形状になっている。さらには針をガッチリつかめるように先端部が凸凹に加工されており、一度掴んだ針を逃さない。17センチと少し大きめでグリップも長く、握りやすく作られているようだ。発売日、価格は今のところ未定なのだが、実売で1500円以下なら買って試してみたい。
気になる金物系フィッシングギアといえば、「タフ&シャープナイフ」はいまだに買えていない。
釣り具店でも見かけないし、ネットでも納期は2週間先のまま……。発売から既に数か月が経過しているのに、メチャクチャ売れてるんだろうか? もう1つ「船匠 一撃必刺」も買いそびれてしまった。マゴチの首の付け根をガツンと折って締めるのに最高だと思っていたのだが、「今年はあまり大きなマゴチ釣れてないしなぁ~」と逡巡していたらシーズンが終了で買う動機を失ってしまった。
著者: へた釣り