北海道の師匠にご招待してもらってのアキアジ・チャレンジが昨年に続いて今年も決定した。日程は9月15日~9月18日の3泊4日。16日、17日は知床の止別海岸からイクラ用の黒いアキアジを狙い、18日は昨年できなかった釧路の沖の船釣りでチャンチャン焼き用のギンピカアキアジを狙う。
昨年の釣果は1ゲットで4バラシ。人生初のアキアジゲットは果たしたものの……サイズは小さめ、しかもオスだったので、自前でイクラを調達という目標は果たせなかった。とにかく釣り場の混雑具合にビビリまくり、キャストのコントロールの悪さと、ラインシステムの強度不足に悔しい思いをした。今年こそはと意気込みだけは人一倍。目標はツ抜け達成&イクラゲット!
昨年のタックルはこんな感じ。
竿:KEISON 2nd RUN 120H 銀聖
リール:レアニウム5000(PE3号)
ドラグを出さずに取り込まなくてはならないと事前に聞いていたので、アキアジの引きにビビリまくった末に選んだタックルだったが、12フィートの竿は横の人まで1メートルの空きがない釣り場では少々長すぎて取り回しがしにくい。PE3号も明らかにオーバースペックの上に風や波の影響を受けやすいので釣りにくい。
師匠から指定された今年のタックルは、
竿:AR-C GAME1006M-T
リール:バイオマスター4000S(PE1.5号)
ショアからシーバスを狙うときにタックルと同じだ。アキアジは大きくてパワーファイターではあるが、根に走ったり、ジャンプしたりする魚ではないので、これで十分なんだそうだ。このタックルにリーダーをFGノットで結んで、その先にウキ(10号負荷くらい)、35グラムのスプーン、タコベイト、針の順に結んでいく。
釣り方は難しくはない。両隣の人のウキの位置を確認して、その間に自分のウキが入るようにキャストする。あとはゆっくりゆっくり巻いてくるだけ。巻く速度はメバリングよりもゆっくり。巻いている最中に竿先にガッガッという感じの魚信が出るが、慌ててアワセずにリールを巻き続けていると、竿先をひったくるような魚信に変わるので、このタイミングで大きくアワセを入れる。あとはドラグを滑らさずに強引にゴリ巻きファイト。
スプーンはアキアジクルセイダーなどの標準的な形(靴べら=スプーン状)のものを使っていたのだが、北海道の師匠いわく、リセントの「ぐるぐるサーモン」というアキアジ専用に設計されたスプーンだと難しいことを考えなくても釣れる可能性が上がるらしい。「スローリトリーブでボディ全体が回転し、アピールしながら泳ぐ今までにないルアー」ということなのだが、日の出前用に蓄光ピンク、日の出後はシルバーブルーがよいとのこと。
もう1つ仕掛けを変えようと思っているのがウキ。10~12号負荷くらいの発砲ウキを使うのだが、へた釣りはキャストのコントロールに難があるので、風で流れる発砲ウキがどうにも使いにくい。夜釣り対応したドングリウキタイプのウキを買おうかと考えている。ヒロミ産業の「e-遠投N 10号」か、DUELの「流星 F型 12号」なら自重もあってキャストの精度がいくらかは向上すると思われる。10号(37.5グラム)に35グラムのルアーだと、余浮力が少なすぎるかな?
著者: へた釣り