どうにも釣れないエビメバル。釣行した日が悪かったでは進歩がないので、いろいろ調べていたら浦安・吉野屋の青山船長の釣果報告に「アワセても一つも得になることはない」4つの理由が書いてあった。アワセてはいけないと知ってはいるが……無意識でアワセてたかも……。
青山船長には、カワハギ釣りのヘルプ(2隻目の船長として)ではなんどかお世話になったことがあるが、シマノTVの「浦安のメバル釣り(1)」「浦安のメバル釣り(2)」などに出演している浦安・吉野屋のメバル船のオーソリティ。動画でも分かりやすくメバル釣りのコツを伝授してくれているのだが……その動画を見て船に乗った人でも、青山船長の目からすれば、アワセてしまっているように見えるってことらしい。
「アワセても一つも得になることは」ない理由として次の4つがあげられている。実際に魚探の反応を見たうえでの経験則だから説得力がある。
(1)アワセ!と同時に周りの魚を警戒させてしまう!(魚群探知機に出てきた反応が一瞬にして消えてしまう。食いが止まる)
(2)ハリ掛かりの場所が悪くなりバラシやすくなる!(バラす事でも反応が消える)
(3)多点掛けができない。(釣果に繋がらない)
(4)食いが続かない!(潮時が悪ければ食いが終わる)
さらには「食いが良くなった時は出来るだけ多点掛けできるように! 落ち着いて(^_-)-☆ 食いが渋い時は1匹ずつ丁寧に!」と説明されているのだが……カサゴがかかって根に潜られるという経験をすると、どうしても素早く根から引き離したくなるのが心情。魚がかかって竿先が曲がった分だけ、そっと竿を持ち上げる……魚が釣れたらアドレナリンが大放出するへた釣りにはできなさそうな……。
著者: へた釣り