アジへた女王はまさかまさかの…妻1号の動画の編集をしていて、アジの釣り方の説明がまずかったと気づく。コマセをもう少し強く振り出して煙幕を濃くしてほしいが、腕力の違いを考慮していなかった。全員、へた釣り流で片手でコマセを振り出していてこれが釣れない理由になってる?
へた釣りはウィリーの癖で片手でシャクってコマセを振り出す。シャクったらすぐにリールを巻けるように臨戦体勢を整えておきたいからだ。アジ釣りでも片手でシャクってリールをすぐ巻けるようにしている。この方がコマセを振り出してからタナに合わせるまでをスピーディに行え、潮が速いなど条件がシビアなときにはコマセと仕掛けを同調させやすい。妻や子供たちに釣り方を説明するときもいつも通り片手で竿をシャクっていたのだが…これが失敗だったと気づく。
動画を見ていると妻や子供たちはコマセを強く振り出せてしなかったり、強く振ろうとしすぎて竿先が跳ね上がってしまって竿を下ろすことになっていた。強く振り出せないとコマセの煙幕が薄くなってアジを寄せる効果が落ちてしまう。強く撒いても撒いたあとで竿先が下がると仕掛けが張りを失って魚信を逃すし竿を不用意に上下させるとタナ呆けの原因になる。子供1号が上乗りさんに教わったコマセの振り出し方が非力な妻&子供たちには適しているかもと気づく。
フロントグリップにちゃんと手を添えて両手の力を使ってコマセを振り出す。それでもまだコマセの濃さが足りないので、同じタナで2回振り出す。タナ3メートルなら1メートルで2回、2メートルで2回振ってから1メートル巻き上げて待つ。1振りごとのコマセの薄さを回数で補うという作戦だ。アジはより濃いコマセの煙幕に突っ込んでくる。次回の妻1号&子供たちのアジ釣りのテーマは濃い煙幕を作るにしよう。タナに合わせるまでに要する時間は増すので潮が緩い日を選んで釣行する。
著者: へた釣り