「反省はしないただしょんぼり」するだけのつもりだったが剣崎沖のイサキ釣りで超低活性時だったときに試してみることを2つだけメモに残しておく。低活性のイサキはビシの速い動きを嫌う傾向があるのでシャクらずにスゥーと持ち上げるを試す。魚信ったタナは聞かれても教えない方が?
竿頭の人が50匹釣ったのにへた釣りは15匹しか釣れなかった2020年のイサキ…釣り方分からない釣行。竿頭の人はすぐ後ろ、左舷舳で釣っていた。どうもその人だけ釣れているらしいという情報を上乗りさんから聞いたのでどんな誘いをしているのか見ていた。やっていたのは4秒か5秒おきごとに竿先を下ろしながらリールを巻いてスゥーと水平の位置まで持ち上げる。シャクるというよりはビシを仕掛けを上に持ち上げるという感じだった。
魚信は竿を止めた4、5秒のうちに出て、針掛かり率はシャクった直後に魚信が出ていたへた釣りに比べれば圧倒的によかった。バラしも少なかったと思われる。ウィリーの釣りはアミコマセをごく少量撒いて、コマセに突っ込んできた魚のリアクションバイトを誘発させる釣りだと考えていたが低活性時にはこの考え方を改めなくてはならないのかも。魚の活性が低く、船中釣れている人はいるのに自分は釣れてないとき、シャクらないウィリーでの釣りを試してみようと思う。多動性中年なので1日、それをやり続ける自信はないが……。
イサキを釣っていると船長から指示された探るタナを下から上まで探るのではなく、ほかの人が魚信ったタナで待とうとする人がいる。針掛かりはしないものの魚信だけはいっぱいあったので、どのタナで魚信っているのか聞かれた。何シャクリ目で魚信が出たかはカウントしているので例えば16メートルからシャクリだして8シャクリ目で当たったなら「8シャクリ目だから4メートル上の12メートル」という風に教えてあげる。普段は魚信るタナを教えても何の問題もないのだが……。
超低活性時は横の人にタナで待たれるとそのタナでは魚信らなくなることがあることを知った。タナを教えてしばらくすると魚信が減り始め、おかしいな?とシャクリ続けていると、教えたタナの1、2メートル下や上で魚信が出始める。タナを聞く人は教えてもらったタナにビシを置いて待ちたいタイプなので、もしかするとそのビシの存在を嫌って魚が下や上に食いダナを変えてしまう? 魚信ったタナを聞かれて教えないのは意地悪してるみたいで嫌だし、嘘を教えるのは人としてどうかと思うので、教えない作戦は実行できない気がする。
著者: へた釣り