初釣りのオニカサゴは150号のオモリを3本トートバッグに入れての釣行となった。前々日までは家族旅行に出かけておりスーツケースをずっと持ち運んでいた。釣行前から腰に違和感はあったが釣りからの帰り道に腰がグキッとなりかける。船宿でオモリをキープしてくれるサービスを希望。
大晦日から年明け2日までは東大阪の石切劔箭神社へ初詣を兼ねた家族旅行に行ってきた。男性はへた釣り1人だけなので5人分の荷物が入ったスーツケースの持ち運びを一手に担うことになる。その時点で腰に少々違和感はあった。幸いなことにこれまでぎっくり腰になったことはないが、なにかの弾みでグキッとなりそうな予兆を感じて電車の中などではつり革につかまって腰を伸ばしたりして誤魔化していた。
東京まで無事帰りつき、1日静養してから初釣りへ。羽田・かみやのサイトにはオニカサゴはオモリ150号使用と書いてあったので、根掛かりによるロストに備えて予備を含めて3本のオモリを持っていくことに。電動リールとバッテリー、ロッドキーパーも詰めると結構な重さになった。重いとはいえ初めて持つ重さではない。なんとかなるだろうとそのまま釣行した。行きの時点で腰の違和感が復活する。釣りの最中も手持ちで誘い続けるのは意外と腰に負担があるようで違和感がじわじわと大きくなってくる。
オニカサゴをなんとかゲットしての帰り道。クーラーには海水氷。行きよりもさらに荷物は重くなっている。JR蒲田駅でトートバッグを肩にかけて送迎バスから降りようと中腰になったとき、「あ、これはまずいかも!」な鈍い痛みを腰に感じる。グキッとはならずに済んだがグッと背骨がずれるような感覚。腰をかがめた状態でクーラーを持つとまずいと思い上乗りりょうさんにクーラーを下ろしてと情けないお願いをすることに。かみやではオニカサゴに続いて深場五目が始まる。100号以上の重いオモリを使う釣りの期間は船宿でオモリを預かってもらえるサービスをやってもらえないかなぁっと、腰に湿布を貼ったアラフィフおやじは泣き言を言ってみる。
著者: へた釣り