今週末は江戸前釣りサーキット大会カワハギの部。昨年は船中1位だったが、ミナミのフィーリング船長に美味しいとこは全部持っていかれ「恨んでやる~!!」と竹岡の空に叫ぶことに。今年こそはと期するものは…ない。入れ込まずに炸裂ピカイチくんと愚策の数々を信じてやりきるだけ。
そもそも1匹全長勝負なのでマグレ上等の大会である。そのマグレが起きる確率を少しでも上げるためにあの手この手を注ぎ込んでいくのがへた釣りのカワハギ釣りである。アワビ貼りブレード、ハギポン、ラバマックス、詰め詰め仕掛け、そして昨年美味しい思いを何度かさせてくれて炸裂ピカイチくん。どれが効いているかなんて細かいことは考えない。何も考えずにいっさいがっさい全部投入する。マグレが起こればラッキー、ダメでも「なにやっとんねん、アホちゃうの?」と笑ってもらえれば関西出身、お笑い系釣り師志望としてはアリである。
今年のテーマの1つにピカイチくんの使い分けがある。赤と緑のピカイチくんの使い方を、開発者である五島・フジ製作の近藤丈一名人に教わった。いわく「朝一は緑で、日が高くなったら赤で」というのが基本となるそうだ。海の中が暗いときは緑がよく、海の中が明るいときは赤がよいという理解でいいのかな? 昨年はデカいカワハギは赤が好きというのを信じてほとんど赤だけで釣ったが、今年は時間帯や天候などを見ながら、赤と緑を使い分けてみるつもり。カワハギ釣りが上手な人になるのは諦めた。ピカイチくんの使い方が上手な人になるのが目標だ。
著者: へた釣り