カワハギは数より型と主流にはソッポを向いてこの釣りを楽しんでいたが、何かの間違いで人生初のカワハギの数釣り大会に今週末参加する。かみやCSはかみやカワハギ大会の数部門で船別上位3位までだと無料で参加できる。出場する以上は真剣にやる。付け焼刃な準備を始める。
大会といっても羽田・かみやの大会なので、和気あいあい&ゆる~い雰囲気なんだと思うが、勝ち目はなくても真面目にはやるというのがへた釣りの信条である。無料での乗船だから釣果なんてどうでもいいやと船上で怠けると、釣りの神様に嫌われる。かみやチャンピオンシップ(CS)でも「カワハギの総枚数で競います」というルールに沿って最大限の努力と準備だけはしておこう。上位になれたら来年は調子に乗ってDKOに出ちゃうかもwww
2つの方向性があった。1つはいつも通りの釣り方で出場権を得たのだからかみやCSでも同じ釣り方でやってみる。その方が釣り方は分かっているので釣果は安定するのであろうが、型狙いのまま数も釣れるときは釣れるってだけではなんだか進歩も面白味もない。どうせだからへた釣りなりの数狙いのセッティングを考えてみる。……もしかすると船中最下位の可能性も出てくるけれど、型ではなく数を狙って愚策を練る楽しみがありそう。
取りあえずいつもの大針に大餌ではなく、小針をカワハギの道具入れから引っ張り出す。競技カワハギ広速の3.5号と4.5号を持っていた。カワハギの口に針先がちょっとでも触れていれば掛けに行ける形状の針なのでワッペン釣るのにこれを使ってみる。ワイヤーの幹糸を自作すると宣言していたが、作り方がよく分からない(かじめるってなんだ!? ワイヤーの太さとスリーブのサイズの相関が分からない)ので、取りあえず市販のワイヤー仕掛けを買った。幹糸に伸びがなくなるので感度は上がるはず。今回に限ってリーダーも結ばずにPEとワイヤー直結のビンビン仕掛けにしてみる。オモリは究極?のピカイチくんが大会までに間に合うかどうか。究極?のピカイチくんのおかげで勝ち得た大会への出場権である。これなしでは戦える気がしないので間に合ってくれることを祈る。
悩んでいるのが餌。へた釣りの家の近くのスーパーで買えるアサリはカワハギの餌用にしては大型の物ばかり。ハマグリ?ってサイズのアサリは買えても目落ちのアサリは入手できない。競技カワハギ広速を使うのであれば餌は小粒でなくてはならないので、今回はダイワの「特選 皮剥アサリ」を買おうかと考えている。もちろんそのままは使わない。前日に買ってハギポンに漬けこんで使ってみるつもりだ。特選 皮剥アサリは自分でアサリを剥くようになる前に何度か使ったことがあるが、サイズは小粒で水管もしっかり残っていて使いやすかったと記憶している。
著者: へた釣り