年末になると多くの人は「もういくつ寝るとお正月~♪」なわけだが、へた釣りの場合、クリスマスが終わるとすぐに「つ~り~がっ! しゅくぅぅぅうううううう!!」で寝る暇なんてなし。世がクリスマスイヴで浮かれている中、釣り合宿の準備で大忙しだ。準備というより、これは…釣り具のお引っ越し?
着いた当日12月26日の午後から帰る日1月7日の午前まで釣って釣って釣りまくるつもりな上に、釣り物を絞って荷物を少なくするという気が全くなく、あれも釣りたいこれも釣りたいと、狙う魚や釣り方をどんどん増やしていくので、荷物が大変なことになってしまった。でも、いいのだ。荷物が多い分、楽しみも多いはず。今年はオニカサゴとアオリイカに初挑戦しちゃうのだ。
まずは普段釣行していて、準備が簡単なカワハギの道具。竿とリールはいつも通りに閃迅カワハギ極先調子+バイオクラフト クイックファイヤー 300XH。仕掛けや針のストックを入れたZIPケースと錘や集寄類を入れるために新調したルアーケース、スペアフックケース。フリースタンドと置太郎。アサリ剥きの道具を持っていく。
伊豆合宿の船のメインターゲットはヒラメ。電車釣行の範囲外であるため外房遠征がかなわないので、ヒラメを狙えるのは伊豆限定なのだ。竿はタイドスター50-300、リールはSC小船800XH。仕掛けは基本自作のつもりだが念のため市販仕掛けも数セット。錘に集魚効果ありと知って六宝SP60号のゴールメッキと発光を買ってみた。
ヒラメのオマケでオニカサゴも今年はちゃんと狙う。竿は海明 30 210だが、電動リールのフォースマスター1000MKがいるのでこれが嵩張る。錘はヒラメと共通。あとは片テンビンと仕掛けがあればいいだけなのだが……。仕掛けは2本針のシンプルなものを買っておいた。水中ライトもあった方がと言われたのだが、1、2匹釣れれば十分なので、今回は買わなかった。
オニカサゴ同様、カワハギのオマケに1杯釣れれば十分なのがアオリイカ。竿はやわらかめのカワハギ竿で代用が効くということだったでフィルダーカワハギ。リールはエアド100Rでやってみることに。エギは「エギ王 Q LIVE 厳選釣れ筋カラー お買得5本セット」というのを買った。中錘の重さが分からなかったので、取りあえず15号と20号を買っておいた。
伊豆合宿のメインは、堤防からクロダイ狙ってウキフカセ。この釣りをじっくりやりたいから伊豆で10日以上合宿するのだ。でもって、ウキフカセ釣りはとにかく道具が多い! 竿とリールは予備まで含めて2セット。コマセ撒き用のバッカン&ヒシャク、ミキサー、水汲みバケツ。これに、ウキ、針、ハリスといった細々とした小物類をいろんな状況に対応できるようにそろえて持っていかなくてはいけないので……荷物の総点数という点では、船釣り4種よりも多くなる。忘れ物がないようにと点検するだけで結構、時間がかかってしまった。
コッパ祭りになってしまったとき用のチニングの道具、夕方に少しだけやってみる予定のメバリングの道具、さらに子供たちや妻がやるであろう、穴釣りの道具を人数分用意すると……これはこれで竿の本数が多いので大荷物になったりする。今回一番楽しみにしているのはチヌボンボン+カサゴ職人 or イカゲソ(ミミイカ)でやってみようと考えているチニング。穴釣りに関してはロッドクリップが実釣デビューになるので、ちょっぴり楽しみだったりする。
著者: へた釣り