明日は第8回かみやカワハギ大会! 無駄な足掻きと知りつつも練っても仕方がない作戦を練り、作戦を実行するためのお買い物に。結果の伴わない努力は無駄? ビジネスではそう言われるが、釣りに関してはそうとも言い切れない。無駄な努力自体が苦痛じゃなくて楽しいんだもん♪
期するものがあるなんて風に書ければ格好いいんだろうが、実は期するものなんてない。大会でうまく釣る方法は他人とは別の方法を考えるという達人さんのアドバイスを自分に都合良く解釈し、いい機会だから普段は試さないことをいろいろ試してみようってだけのこと。大会で込み合った船上で、カワハギの視覚・嗅覚・聴覚にほかの大会参加者に負けないようにアピールすることだけを狙う。針掛かりするかどうかは……知らんw
視覚はアワビ貼りブレード付き下錘。大型狙いに方針を定め、宙からの誘い下げ→ゼロテンションで食わせの間→ゆっくり聞き上げ→竿上げきって宙層叩き→宙でくわせの間→最初に戻るというパターンで勝負してみることに。竿1本分、1.8メートルくらいの幅を使った縦の釣りをやってみる。「縦の釣りが大型狙いにはよい」「食わせの間は長く取った方が大物が来る」という達人さんたちのアドバイスを組み合わせ、へた釣りの腕でもできることに置き換えるとこの釣り方になる。
視覚といえば餌は大粒アサリ。いつも以上に大粒のアサリを買ってみた。剥いている最中に少し大きすぎたかなぁ~とも思ったが、最悪、アミノシュリンクで締め直せばいいやと割り切る。アミノシュリンクは生アサリに対して使うと締まりすぎるくらい締まるように感じる。剥きたての段階では大きすぎると感じても、10分ほど漬けこめば2回りくらい小さくできる。宙での釣りなので針はハゲ針。「競技カワハギ 速攻 5号」をメインに使おうと考えている。
嗅覚へのアピールはカワハギ釣りでは初めて意識する。清水の舞台から飛び降りる心地(高いんだよね~)でイワイソメを1パック買ってきた。ベラやトラギスの猛攻が怖いので取りあえず1番上の針にだけ使ってみて様子をみようと考えている。針は吸い込み系の「競技カワハギ くわせ 5.5号」を使うつもり。チモトまで少しこき上げてタラシを1センチくらい取る。投げ釣りでカワハギを釣ったときはこんな感じに装餌してうまくいったのだが、船で使うのは初めてなのでダメならいろいろ試してみよう。
聴覚は「快適カワハギ集寄RV」。カワハギが餌を噛み砕く際の音を模したサウンドでカワハギを刺激するという中錘なのだが、これを使ってあまりいい目にあったことがない。叩いて音を出すとへた釣りがではなく、両横の人が釣れる利他的な効果は実感できている。今回は底から竿いっぱい分持ち上げて叩くことで利己的な効果を出せないかと狙ってみる。当然だか底では絶対に叩かないという方向で。さ~てと、カワハギの視覚・嗅覚・聴覚に訴えるという作戦…うまくいくかなぁ~~♪
著者: へた釣り