釣っている最中は気温一桁で北風強風+雨なんてどんな罰ゲームだと思っていたが、釣れた魚をお鍋でいただくなら寒けりゃ寒いほどいい。鬼の形相鍋、旨キンメしゃぶに続く、釣魚でお鍋シリーズはむつちりで完結。ほくほくに煮あがった身は食感よし。欲をいえばもう少し大きければ…。
もう少し寝かせた方が旨みが増すかな?という気がしないでもなかったが、花冷えどころかお鍋が恋しい真冬並みの寒さが続くと、我慢できずにむつちりをいただくことに。頭や中骨からお出汁をとって、白菜やきのこ、お豆腐をしっかり煮る。クロムツをお鍋にして食べるのは初めてだったので、どんなお出汁が取れるかな?とすごく楽しみにしていたが、パンチ力はやや弱め。釣れたのは30センチ級のムツだったので脂が少し足りなかったのかも。それでも十分に美味しいんだけど鬼の形相鍋、旨キンメしゃぶ並みの旨み爆発を期待していたので、少し物足りない。クロムツの身は煮あがるとほくほくとした食感が楽しく、皮まで美味しい。もう何日か寝かせてもう1回お鍋でいただく予定。
著者: へた釣り