鍋食べたい~と言い続けていたが、鍋にできる釣行予定を入れるとなぜか時化るというもってなさを発揮し続けていた。今回は予定を立てず準備もせずに釣行前日に急遽行くことに。ボウズ率が極めて高く、行ったところで鍋にありつけるどうか自信はなかったが奇跡的に3匹も釣れた。
オニカサゴが釣れたら頭と中骨などのアラでしっかり出汁を取って、お鍋にするのが最高だ。しっかり煮込んで蓋を取ると、鍋の中央には煮えて真っ赤になったオニカサゴのいかつい顏が鎮座。インパクト抜群で子供たちにもウケたので、「鬼の形相鍋」と呼んで必ずこうするようになった。オニカサゴの身は火を通すとぷりぷり、皮はぷるぷるとした食感が楽しく旨みもしっかり。アラから出た出汁で煮られたお野菜や豆腐まで旨み爆発しているのだからたまらない。頭や中骨に残っている身まで美味しいし、もったいないので出汁まで飲み干す。ヒレは当然、ヒレ酒で。内臓をきれいに洗って湯がいたものをアテにしていただく。船上で切り落とす毒棘以外に捨てるところがない。今年も食べられてサイコー♪
著者: へた釣り