久里浜五郎丸のウィリー五目で釣ったチダイ、カイワリ、ホウボウ、アジ、ワラサを1日寝かせてから刺し盛りに。刺身は単品よりもいろんなお味を少しずつ楽しめる刺し盛り派だ。五種といわず七種でも八種でも多ければ多いほどうれしい。刺し盛りを狙って季節ごとに通ってみようかな。
右手前がホウボウ。カサゴの仲間なのでぷりぷりとした歯ごたえがある。サイズが25センチくらいと小さかったので旨みがしっかりとはいかないが刺し盛りの脇役としては十分。中央から右奥に大量にあるのがワラサ。手前に背身、奥の腹身を盛ってみた。背身は食感はいいものの脂の乗りが足らず数切れならよいが大量に食べると飽きてしまう。腹身はほどよい脂の乗りで関西でいうところのハマチらしい味わいで美味だった。背身はお刺身で食べるのは諦めてしゃぶしゃぶにしてポン酢味にして食べた。
左手前が今回の本命のチダイ(ハナダイ)。チダイは1週間前に宇佐美で釣った物が水っぽかったのであまり期待していなかったが、35センチ級と大きかったからかそれとも所変われば味が変わるのかしっかり旨みがあった。旬を外しているはずのこの時期でこの味なら春から夏の旬の時期はもっと美味いはずと期待したくなる。その奥はマアジ。小アジ2匹を半身刺しにして4枚。ちゃんと東京湾のアジの味がした。そして奥中央がカイワリ。20センチ級と小ぶりなため宇佐美で釣れる良型ほどの脂の乗りではないが、それでも十分すぎるほどに美味い。妻は良型よりもこちらの方が食べやすくて美味しいと言っていた。
著者: へた釣り