序盤にクロダイ×2、そのうちマダイも釣れると思ったのに…の動画版。家に帰って動画を確認してびっくり。時化の上に慣れない釣り物で余裕がなかったせいで撮れているはずの動画がない!! ないならないなりに編集するが、編集者歴30年で「お詫びとタイトル」という文言は初体験だ。
釣行後記
竿を動かしまくって釣果には恵まれなくても乗船代分くらいのワークアウトはして帰るという方針の多動性中年釣人のへた釣りはマダイ釣りが苦手でイシダイも狙える時期以外は敬遠してきた。置き竿で座っているだけの釣りというイメージが強かったからだ。船長から「竿頭になるような人はずっと誘い下げている」と聞いて、それなら竿を動かしまくってマダイを釣ってみるかと考えたわけだ。
長ハリスの扱いに不慣れだし、ビシから8メートルも離れた付けエサとコマセが同調しているイメージが全くわかないで苦戦した。それでも序盤でクロダイ2匹をゲットし、誘い下げは効いているかもという手ごたえらしきものはあったのだがサメが釣れたらいきなり失速する。後半の3時間くらい一度も魚信を出せなかった。すぐ横で置き竿で釣っている人には魚信があった。誘い方が間違っているのか? 置き竿有利の時合があるのか? 悩んでしまう。
下船後、横の人に話を聞くと仕掛けを6メートルと短くしたら魚信が出るようになったそうだ。長いばかりが有利ではない。適切な仕掛けの長さを選択することで釣果が変わることがあることを知る。奥が深すぎて入り口に立った気すらしないマダイ釣りだが、どうして?とあれこれ想像を働かせるとハマるのが釣り人の性だとすれば、ハマりかけているのかもしれない。
著者: へた釣り