学校の勉強で予習をした記憶はほとんどないが、釣りに関しては熱心に予習をする。今年の北海道遠征で初挑戦するのが堤防でのシシャモ釣り。キュウリウオとチカというよく似た魚が釣れるので違う魚を釣って、シシャモゲットだぜぇ~と空騒ぎしないように3種の魚の見分け方をお勉強。
キュウリウオ目キュウリウオ科に属する魚で馴染みのある魚といえば、キュウリウオ、シシャモ、カラフトシシャモ、チカ、ワカサギ、シラウオそしてアユがいる。美味しい魚が多いという印象のグループだ。釧路の堤防で釣れるのはキュウリウオ、シシャモ、チカの3種類。大きさでいうとキュウリウオ>チカ>シシャモだが、大きさで魚種を同定することは難しいのでほかの差異に着目する。釧路市漁業協同組合のサイトに同定の仕方が説明されていた。口の上顎後端が目の後縁と同じくらいの位置にあるのがシシャモ、目の後縁より後にくるのがキュウリウオ、目より前に上顎後端があり口が小さいのがチカと見分けるらしい。また、キュウリウオは歯が鋭く口の中を見て怖いと感じる物はキュウリウオと考えてよいようだ。
釧路でのシシャモの釣期は10月くらいからが本番であるらしい。7月下旬だと接岸している数も少なくメスも抱卵してない可能性が高いがなにかの間違いで釣れたらラッキーくらいのつもりで竿を出してみる。一昨年には同時期にシシャモ10~20匹という釣果報告が釣り具店で掲示されていたのを見ているし、北海道の師匠からもシシャモが釣れ始めているという情報をもらっているので釣れる可能性はゼロではないはず。シシャモが釣れたらヨモギの茎を口に通してすだれ干しするのが釧路流であるらしい。
著者: へた釣り