2017年のカワハギ釣りの総括なんぞをしなくちゃいけないのだが、昨日の釣りの内容が悪すぎて荒んだ原稿になりそうなので止めておく。そういうときは釣り具の情報を見て、新しい釣り方を妄想するという楽しい時間を過ごすに限る。「がま船 メバルスペシャル FV-II」がちょっと気になる。
メバル釣りにはマゴチと同じ竿、ベイゲーム コチ・スズキを使っている。2012年に購入したので既に5年目。川崎のストラクチャー際や本牧沖の根がゴリゴリの場所を攻めるときに根掛かりの察知能力が高く、誘いを兼ねてオモリを置き直す操作がしやすいので気に入っている。マゴチ用の竿なので当然マゴチでも使う。2.4メートルという長さはマゴチ竿の標準的な長さなので、潮先に達人が並んだとき対策にもっと長い竿がないかなと探していた。4.2メートルの中通し磯竿を使ってみたのだが……柔らかすぎてアワセ時を全くつかめずに封印した。
「がま船 メバルスペシャルFV」という竿も何度か候補になっていたのだが、「がま船 メバルスペシャル FV-II」という新モデルが発売されるのでもう一度、本気で購入を検討してみようかと考えている。思い切って3.9メートルと一番長い物が欲しい。「持ち重りを排除した軽量バランス設計とオールシングルスパイラルガイド設定により手持ちの釣りをより軽快にこなす」とあるし、自重は150グラムなのでメバルでもマゴチでも手持ちで使えそう。3.9メートルあれば、メバルの場合は苦手なキャストをしなくてもストラクチャー際に仕掛けを送りこめそうな気がする。マゴチ釣りでは攻める筋を1.5メートルくらい変えられるので魚信を増やせるのではないかと。問題はマゴチの重量に耐えるパワーがあるかどうかだ。メバル竿でマゴチをやっているという達人を何人か知っているのでたぶん大丈夫だと思うのだが……。
著者: へた釣り