子供たちとLTアジ釣りに行くとき忘れてはいけないことメモ

子供たちとLTアジ釣りに行くとき忘れていけないことのメモ子供たちにもっとたくさんアジを釣ってもらうぞ大作戦なのだ。自分がもっと釣れるようになってから子供のことを考えろよというツッコミは聞こえないことにしておく。子供たちの釣りを見ていて気付いたいくつかの改善点を書き留める。子供のためといいつつ自分の釣果改善に効果もあり?

★少し時間はかかるが仕掛けがらみを避けタナを確実に取る方法

子供の日はLTアジで100匹目指して頑張った…でも、81匹♪仕掛けの投入法にまず問題がある。大人なら仕掛けを先に海に入れて少し振りこむような感じでいいのだが、子供たちを見ているとこの振りこむという作業がどうもうまくいかない。指の力が40号のビシに負けている? 振り込んだつもりが仕掛けのほぼ真上にビシがドボン。これは最悪である。仕掛けがらみがいい確率で発生する。子供用の仕掛け投入法は、海中に仕掛けを先に入れるところまでは同じ。そのあとはゆっくり海面にビシを置くように入れる。そのときビシを仕掛けからなるべく遠くに置くようにする。海面にビシを置いてからクラッチオフ。これで投入時に仕掛けがテンビンにからむというリスクを大幅に減らせる。

子供の日はLTアジで100匹目指して頑張った…でも、81匹♪タナ取りもスピードよりも確実性を優先させた方が、アジを手にする確率を上げられた。着底したら竿を水平に持ち上げて底を少し切って5秒我慢。一度クラッチを切り、底を取り直してからゆっくりリールを巻き上げる。ビシが底から離れた手ごたえがあったらラインのマークを確認。竿は水平のままリールを巻いて同じ位置に次のマークが来るまで巻かせる。底を1メートル切ったことになる。竿先を一度下げて、大きく頭上までシャクってコマセを振りだす。もう一度竿を水平に戻しながら、リールを1回転で底からタナ1.5メートル、リールを2回転させればタナ2メートル。竿を水平に保って魚信を待つ。いろんなタナの取り方を説明したがこの方法が一番確実にタナをキープできていた。

★取り込み時は竿を船内に無造作に置いてビシを掴むでバラシ減少

子供の日はLTアジで100匹目指して頑張った…でも、81匹♪疲れたり、魚信の間があくと子供たちは置き竿にするので、ロッドキーパーを使わせていたのだが、これは明らかにバラシの原因になっていた。魚の取り込み時にはロッドキーパーを使わせないのが正解だと思う。ロッドキーパーに竿を固定することに気がいくとどうしてもハリスのテンションが抜けてしまうし、子供の場合、竿の固定に成功してからビシを掴むので、取り込みがワンテンポ以上遅れる。海面近くにビシが来たらまずはビシを掴ませる。竿は船内に無造作に置くでいいんじゃないかと(ただし尻手ロープ必須)。これならロッドキーパーを使うよりビシを近くまで巻き上げられるし、ビシから先のハリスのテンションは抜けない。海面バラシ率は大幅に減る。

子供の日はLTアジで100匹目指して頑張った…でも、81匹♪竿は座席に竿尻を置くと教えておけば竿先は船べりに来るので、竿を踏んだりすることはない。ただし、ビシを穂先まで巻いてしまうということが何度かあった。幸い穂先が折れることはなかったが、不安だ。ベテランの釣り人さんがやっているように発泡の中通しなどを道糸に通して穂先とのクッションにするとともに、これ以上巻くと危険だと分かる目印にしよう。

★余計な物は持って行かない。でも千枚通しは余分に持って行こう

https://www.hetaturi.com/archives/2014/05/lt_52.htmlアジ用の神経絞めを持って行ったのは釣果という点では明らかにマイナス要因だった。ついでにまともに神経絞めができてなかったので味という点でもマイナス要因。魚信がないときの遊び道具を子供に与えてはダメというのが教訓として残った。疲れたり、魚信が出せない時に休憩するのはいいのだが、釣りそっちのけで遊べる玩具を与えちゃダメだね。1日船ではなく、半日船の方が集中して釣りができていいかもしれない。

子供の日はLTアジで100匹目指して頑張った…でも、81匹♪逆に子供用に持って行くべきものは、2本針の仕掛け。船が混んでいてオマツリが発生するときは3本針から2本針の仕掛けに変えるとオマツリを相当減らせる。3本針の仕掛けから針を1本切ったのだが、なんだか仕掛けの枝スの位置のバランスが悪いような気がするので最初から2本針の仕掛けを用意しよう。手前マツリなども2本針にすると確実に減る。あとは千枚通し。100均で買える物なので人数分用意する。ちょっとした仕掛けのからみも子供の手にかかれば修復不可能になることがある。千枚通しを使って仕掛けをていねいに正すようにすれば仕掛けのロスが大幅に減らせそうな気がする。



Twitter

2014年05月07日 19:40

« 目標!! 究極のマゴチ薄造り。個人的な好みは絞めて2日目 | メイン | へた釣り家のアジ大漁のあとの最高の贅沢は黄金アジ丼♪ »

最近の釣りのお勉強記事

ほぼ尺記念♪にイワシメバルのこうかな?メモを残しておく
フグには海津針。多動性には短ハリス。アマダイ釣り小ネタ
来年こそは釣りたいな~っと新島キンメのソレダメ!忘備録
仮説と検証が釣りの楽しみ。カイワリング実験はまだ続くよ
シロギス胴突きはタルマセ→シャクリだけの方が誘える?
来年こそ40Upを釣りたい。萬栄丸・半夜クロムツ備忘録
ウィリー+土佐カブラのハイブリッドでカイワリング2.0に
本線に結びコブを作らないで強度保つ枝ス三方編み込み改
良型率100%(今のところ)の土佐カブラのカイワリング
目標尺超え!! イワシメバル初体験に向け釣り方を調べる
目指せ半束…エビメバル手返し向上作戦を真剣に考えよう
ビギナー多数の激混みアジ攻略は短仕掛けと声かけかな
珍しく二連続で釣れた♪から長ハリスコマセマダイの備忘録
細ハリスクッションなしイサキはドラグにおまかせが正解?
群れが出入りする久里浜イサキはタナ決め打ちで粘り強く
女子のコマセ振りはちゃんと片手をリールの前に添えて2回
次こそツ抜けを! ヤリイカ釣行1回こっきりの人の備忘録
初めてのLTアジ(コマセ)釣りで覚えてから行くべき8つの事
クロムツ釣りは一度目の前にエサを通してから落として誘う
剣崎イサキが超低活性時にはシャクらない・教えない作戦
遠征ウィリーで魚種限定なのは枝ス5センチだったせいかも
眉に唾少なめでOK。へた釣り印のカイワリ実績あり仕掛け
イシダイの聞き上げは本当に竿を持ち上げるだけでよいのか
きっとまた行く! 久里浜沖イシダイ五目の釣り方の備忘録
マダイ釣りでクロダイ釣れたらタナを1メートル上げるが定石
釣行後ほんの5分のひと手間でPEラインの寿命が半永久に
災害級の暑さでも元気に釣りできる猛暑対策グッズまとめ
糸の結び方は3つ覚えておけばマグロ釣らなければ大丈夫
潮が速い日のアジに名人秘伝の脱力系フワフワ誘いを試す
カイワリだけを選んで釣れた!! チダイは釣り方分からない!?
仕掛け強度を上げるため添え糸なし枝ス編み付けを覚える
動かさないウィリーの方にイサキが食ってくる条件を妄想す
考えだすとハマるので考えたくはない枝スの長さの最適解
ヒラメに味を占め来季もきっとやる。八景沖アミ五目備忘録
潮の速さと仕掛け長、ソウダ禍の相関に悩んだイサキ2018
剣崎沖イサキでソウダガツオ対策に効果抜群の超短仕掛け
コマセ釣りは大潮を避ける。流して釣る底棲魚は大潮が○
初島沖イサキは長ハリスがウィリーより3倍有利と認めるよ
クロムツ狙いで底からオモリを10mは探る範囲が広すぎた!?
もう1戦するかっ!! 多動性中年向けオニカサゴ誘い方メモ
やらないのと知らないのは大違い。マダイの誘い方を調べる
束釣り記念。えっへんおっほん気分でLTアジ愚策あれこれ
剣崎沖イサキ2017総括。枝間は50センチ、ハンドルは大事
イサキの追い食いは仕掛けの張りを意識してゆっくりと巻く
バルーンサビキに餌が主流? シシャモは7月後半に接岸?
今秋? 来春?から伝説を始める…深場のこうかな?メモ
深場のは買うのにウィリーは意地でも自作。へたのこだわり
「誘い探り釣法」命名記念で調子に乗ってクロムツ釣りメモ
なぜアマダイに愛されないのか? ウジウジと悩んでみたよ
2016年のカワハギ釣りはデカハギ天国にまた一歩近づけた

著者: へた釣り