竿とリール以外に釣り関係で欲しい物って何?と聞かれれば、一も二もなく冷凍庫と答える。台所に置いてある冷蔵庫の隅に、ごめんね~と謝りながらオキアミや身餌などを入れさせてもらうのが申し訳なくもあり、どうして肩身の狭い思いをしなくちゃいけないのか謎でもある。買っちゃうか!!
冷蔵庫はへた釣り家の共有財産であるはずなので、入れたい物を入れていいはずである。でも、台所は妻が絶対権力を持つスペースなので、どうしても「これ入れていい?」とお伺いを立ててから入れさせてもらうことになる。付け餌用のオキアミ1パックやアサリ1日分くらいなら問題なかったのだが、オニカサゴ用に買おうと思った御用水産のカツオのハラモは2キロという分量か想像がつかずに購入を断念した。結局、少量という理由で割高な人間が食べる用のハラモを買うことに…天日干しだわ、皮が残ってないわで、なんだか失敗した気分。
餌を買い置きできる、加工した餌をストックできる、リリースするサバだって3枚におろして凍らせとけば餌になる。アナゴだって何かの間違いで年に数匹は釣れるので開いて保存しておけば餌になる。もちろんカツオのハラモの2キロくらい楽々ストックできる。というわけで、小型の冷凍庫を物色し始める。値段は容量にあまり関係なく2万円~2万5000円くらいで買える。
出し入れのしやすさからいうと、チェストタイプという上蓋式より、前開きタイプの方がいいかな? 判断つきかねているのが容量。100Lはさすがに大きすぎるし電気代もかかる? 一番小さな38Lで十分な気もする。でも、入れたい物が入りきらないと後悔しそうだから間をとって65~70Lが妥当? ここまで考え始めると、清水の舞台の端に立ってるどころか、一歩足を踏み出してしまっているかも。
著者: へた釣り