船釣りをするようになって5年になるが、いまだによく分かってないのが海の縄張り。縄張りと書くとヤクザみたいで嫌がられるかもしれないが、メバルの釣果を調べていると、湾奥出船は渋いとまでは言わないまでもポチポチ。一方の金沢八景出船の船は良型連発で好調。縄張りが違う?
海に縄張りがあるということを初めて知ったのは剣崎沖のイサキ釣りでのこと。イサキの着く根は松輪の船に優先権があって、ほかの港の船はお金を払って、時間を決めて釣らせてもらっていると聞いた。舘山沖でウィリーをやったときも、もう少し陸に寄ればもっと釣れるけど取りきめがあって近付けないと横にいた釣り人が愚痴っていた。いずれも釣り人からの情報なので、本当かどうかは定かでないが、同じような話を何度も聞くので、海にも縄張りがあるんだと思う。
今現在、出船する港によって明暗がくっきり分かれているのがメバル。写真は金沢八景・一之瀬丸の釣果報告写真。「今日も20㎝以上の良型多数でした。(^-^)」とのこと。煮付けサイズがこの数釣れれば、大満足である。しかも一之瀬丸のメバルはショート船で12時半沖上がり。ほかの金沢八景周辺の港から出航しているメバル船も軒並み好調である。ポイントは八景沖30メートルとある。
湾奥出船のメバル船は海堡で釣ることもあるのだが、距離は変わらないのに不思議とシーパラダイス周辺には近付かないような気がする。まぁ、縄張りといっても遊魚船同士の取りきめで、八景で釣れてれば八景の船に乗ればいいだけのことなんだけど……。八景のメバル船は錘が25号(湾奥出船は20号)で、この重さの錘はカワハギ用のド派手なヤツしか持ってない。黒く塗ったホゴ錘を信じているので、八景メバル用にちゃんと準備しないと行きづらいんだよなぁ~。
著者: へた釣り