マゴチ釣りでちょっといいサイズのマゴチを掛けたときに「竿立てて、もっと竿立てて」と船長ほかに言われた。4季目でまだこのレベルw…マゴチ釣り、目から鱗の新発見という稿で忘れないようにメモしたが、どうやら竿は45度をキープするのが船で魚とやり取りするときの基本みたいだ。
へた釣りは魚とやり取りしている最中の写真を自分で撮りようがないので、普段どんな角度に竿を持って魚と対峙しているか…よく分からない。でも、ほぼ水平に竿をキープしていたような気がするし、水平が一番いいと思っていた。もう1つ大事なこと。へた釣りは魚をバラスのがすごく得意。ということは、やり取りが下手。よくバラス魚として記憶に残っているのがマゴチ、ヒラメ、カイワリ、アジ。マゴチとヒラメはその強烈な引きで、カイワリとアジは口切れでバラしている。同じような道具で釣っていてもバラさない人はバラさないわけで……。
一方、へた釣りは磯竿を使った釣りではバラシが少ないと自分で思う。竿をほぼ垂直に立てて、竿のしなりを利用して魚が弱って浮き上がってくるまでじっくりやり取りする習慣ができているから? 船での魚とのやり取りの仕方を調べてみると、理屈は同じだった。竿を45度の角度にキープし、ラインと竿尻を直角にし、竿のしなりで魚が暴れるのをいなしながらやり取りする。マゴチやヒラメだけでなくマダイや青物など引きが強い魚全般はもちろんのこと、カワハギだって45度に竿を立てて合わせたらその角度をキープしてゆっくりリールを巻く。竿を下げないが基本であるという。カイワリやアジも竿を立ててしなりを生かせれば口切れが減る気が。
船釣り5年目。結構いろんな魚を釣ったつもりだったのだが……今更、竿は45度をキープという魚とのやり取りの基本を知った。いつまで経っても下手なままの理由の1つが解消されたような気がする。これでひょっとしたら今までバラして獲れなかった型のいい魚も釣れるようになるかも!! いい手ごたえはあったけどハリス切れってのも竿を45度にキープすれば今より減らせそうな気がする! 65upマゴチに一歩近づいたぞw
著者: へた釣り