2012年のLTウィリーイサキ反省会の番外編。仕掛けのハリスをフロロからホンテロンGPに変えたところ、何度かという頻度ではなく、何度もハリス切れを起こして非常に悔しい思いをした。ホンテロンといえば、市販仕掛けに採用されている実績のあるハリスのはずなのだが…どうして?
スーパーホンテロンGPというハリスは腰が強くそれでいてしなやかで抜群の結節強力を実現したスーパーハリスと紹介されている。メーカーサイトには「アワセの瞬間の強い抵抗にも安心です」とある。腰の強さのおかげで枝スの絡みが少なくなり、実釣時には大変便利なのだが、イサキ釣りの最中、大物?な手ごたえがあると、ほぼ100%に近い確率でハリスが切れる。ソウダガツオでは切れなかったので、ソウダガツオよりも引きが強い(30超イサキの可能性もある)魚を覚えているだけで6回逃がしている。アワセの瞬間の強い抵抗にも安心は全くできなかったというのが使ってみた正直な感想だったり……。
切れるのはだいたい、枝スの結び目部分。枝スだけが切れていることもあるし、先針に魚が掛かったときにもどこかの枝スの結び目以下が切れてしまう。枝スの結び方が悪いのか?と思い、8の字結びのヒネリを2回から3回に変えてみたりネットで調べて新しい枝スの結び方を試してみたりもしたのだが、どうにも状況が改善しない。スーパーホンテロンGPって変?と思い調べてみると「ポリエステル系のラインは伸びが非常に少ないので、強度の限界を超えるといきなりバチンと切れる」とある。もう1つ、「ホンテロンは折り癖がつくと切れやすい」という情報も。枝スの結び目は思い切り締めこむわけで折り癖以外の何物でもない。ホンテロンにするのは枝スだけにして元スはフロロのままにしておいた方がよかったのだろうか?
著者: へた釣り