良型オニカサゴ?バラしため息の動画を見た深場の勇者様から「サメに姥食いされたのでは?」と指摘される。最後の一暴れの強烈な引きはサメが食いついたため? バラしは釣り人のせいだがうば食いは海中の摂理なので釣り人は悪くない。オニカサゴだったのかな?という疑念が。
▼姥食いされた?かもしれない瞬間の映像
巻き上げ中に何度か暴れて穂先を引き込んだが、海面まで50メートルくらいになってからそれまでより一段と強く引き込んだことには確かに違和感があった。その瞬間にサメが食いついてその重みが乗ったんだとすれば得心する。一方で、オニカサゴは全身を毒棘で守った魚だ。アカムツやクロムツ、キンメダイなどがサメに奪われたという話は聞くが、オニカサゴにサメが食いついたという話は聞いたことがない。何かほかの魚だったのかな?
ところでサメに巻き上げ中の魚を奪われることをどうしてうば食いというんだろう?という実にどうでもよい疑問が。アカムツ釣りでユメカサゴを齧られたことがあるが獰猛にガブリと食いついてくるのではなくモゾモゾと何度も噛んでいたような手応えだった。歯のない老女のような食い方だから姥食い? ウバザメというサメがいたよなと思い出し調べてみたがジンベイザメのような大人しいサメのようなので関係なさそう。「奪食い」と字を当てれば文字通り奪って食うでしっくりくるのだが……。
著者: へた釣り