純度100%の文系脳で、理系分野に必要な素養は何一つ備わってないくせに、試行錯誤をするのは大好きという困ったちゃんである。ライト深場でムツの針掛かりを向上させるために針を6種、枝ス長を10センチ刻みで3種、エサの大きさ3センチから10センチの3種を組み合わせて実験だ。
アワセが必要かどうか悩んだが、どうやらムツは向こうアワセが基本みたいだ。アワセているように見えた竿の操作はより確実に口に掛ける追いアワセなのでは?と教わる。向こうアワセでいいのならどうして針掛かり率があんなに悪いのかと、悩みが一層深まった。理由として考えられる物の1つが針。ムツ針、ホタ針でサイズが違う(16号から18号の)物を5種類(+サビキ針1種)を用意してみた。大きさだけでなくヒネリの有無や口への入りやすさ、吐き出されるときの針の立ちやすさなどの特性が違いそうな物を選んだつもり。この針なら掛かるって特針が見つかるといいなぁ~。
ムツを針掛かりさせるには針ではなく枝スの長さの方が重要という指摘があった。幹糸は枝間140センチにして、ハリスは全部73センチで結んでおいた。親子サルカンに結べば枝ス70センチになる。末端を10センチずつ詰めて行けば枝スの長さによって針掛かり率が違うかの実験ができる。まめに針を換え、枝スの長さを変えるのが面倒にならないように各針6本ずつ結んでストックしておく。枝スのストッカーはへた釣りの自作にしては上手に作れたのではないかとご満悦。輪ゴムでハリスを固定してスッっと引き出せるようにしてある。
エサの大きさも針掛かり率に影響がありそう。前回は長さ5センチで幅7ミリくらいのサバの短冊を使ったのだが、今思うと少し厚みがありすぎたのではないかと……。釣れているムツのサイズが小さいので長さは3センチでもという指摘もあった。逆にエサを大きくしていた人にはアラやメダイなどが釣れていたような気がするので、エサは3センチ、5センチ、10センチの物を3本針に混ぜて使ってみようと考えている。特定の大きさに針掛かりが集中するようならそれに統一していこう。
深場レジェンドが始まる…はず釣行第2弾に向けて準備は万端なわけだが……週末の天気は微妙? 土曜日ならなんとかなりそうな気もするが……どうかなぁ?
著者: へた釣り