イサキ束釣りペースとの報告が…どうして俺は陸にいる? 台風のウネリと風が届くのを恐れて真っ先に釣り物候補から消したのがイサキだった。イサキには時化前の荒食いがあるってことは知ってるのに……。悔しい。本日の教訓は、陸で小賢しく悩むより海で竿持ってつんのめれ!!
金沢八景・一之瀬丸のイサキ船は台風の影響を嫌って回避する釣り客が多かったのか5人で出船したようである。で、その船に偶然、SNSで知り合いの人が2名乗っていた。まずはGoogle+の方に「中間報告(・ω・)ノ 10:45で40匹越え」。バケツがいっぱいになったのであろう、クーラーに魚を移した写真が載っていた。20センチから大きいのは25センチ超と型も剣崎沖ではまずまず。続いてFacebookにもう一人からも「まだイサキ40尾!」との投稿。40匹で「まだ」である。松輪の船が帰ってからの午後の時間帯に入れパクがあれば2人とも束が狙えちゃうペースだ。
絶好調で鼻息荒い2人の報告を見ながら、へた釣りはというと、まだ波・風予報を見ながらう~~んと悩んでいるのだから慎重居士にもほどがある。今日は南風でウネリが届くけど、明日なら北風になってウネリを打ち消してくれるから……考えたって意味はない。小賢しいことを考えて出撃しなかったへた釣りはイサキ束釣りの絶好の機会を逃し、パソコンに向かって悶々としている。当たり前の話だが海に出て竿を握っていなくちゃ魚は釣れないのである。時化で死ぬような思いはしたことあっても、死んだことはまだない。船酔いでの死亡例がないわけではないが何日も嘔吐し続けたあげく脱水症状でというケースなので、釣り船に乗って船酔いが原因で死ぬことは絶対にない。陸で小賢しく悩むより海で竿持ってつんのめれ!!
著者: へた釣り