寒いだろうし、天気もあまりよくないことを重々承知の上で、明日はタチウオ2戦目の予約を入れている。羽田・かみやのサイトには「出船確定」とあるので、ドラゴン級を狙って久里浜沖に行けそうである。バラ針が余っているので鋭い歯に対抗できる?タチウオの餌釣り仕方を自作してみた。
タチウオの歯は鋭いので、ハリスが触れたら一瞬で切られるという予備知識はあったのだが、実際、初戦では仕掛けの大半をすっぱりやられるという経験をした。盲滅法に飛びついてくるというわけではないのだろうが、タチウオの鋭い歯にハリスが触れる危険性の低い仕掛けの方が、釣りあげるチャンスは増すはず。かといってタチウオへのアピール力が下がると魚信が減るわけで……。
タチウオ釣りにはチヌ針を使う人もいるようだが、チモトと針先をなるべく離したいので管付きで長軸の針を使う。管にハリスを通して外掛け結びという手もあるが、結んだ部分に歯が触れるのを嫌って管に簡単結びでハリスを結ぶ。簡単結びは太ハリスでも締めつけがしやすいので結ぶのが楽でよい。
発光チューブはタチウオを寄せるが、チューブにタチウオが喰いついてくる可能性もある。あまり長くするのは考えものようで、長くても3センチくらいでいいようだ。発光チューブを短くした分、透明のチューブをハリスに被せてタチウオの歯が直接ハリスに触れる危険性を少なくした。
チモト部分に被せた熱収縮型の発光チューブにドライヤーの熱風を当てて収縮させる。径が約50%に収縮するとあるので、これでチモト部分から発光チューブがずれることはなくなる。透明チューブはずれる可能性があるので瞬間接着剤を1滴垂らして固定。
サルカン類も光らない黒系のものを使った。親子サルカンにハリスを150センチ、餌スを70センチ結ぶ。天秤方向にも150センチのフロロ8号を結んでその先に普通のサルカンを結べば仕掛け完成。ここでも接続には太ハリスでも締め込みやすい簡単結びを使った。
丸型の台紙の外側と内側に仕掛けを巻ける仕掛け巻きに作った仕掛けを巻いていく。外側は本線用、内側は枝スを巻き取っていく。釣り場で天秤のスナップにサルカンを繋いで伸ばせば釣りの準備は完了だ。
著者: へた釣り