サイトなどでエビマゴチの釣り方を調べていると、餌の付け方が難しいという記述をよく見かけるのだが……案ずるより産むがやすし。イソメのようにヌルヌルすべるわけでもなく、サシのように指先でつまむのに苦労するわけでもない。手順さえ覚えれば簡単!
以下、深川・吉野屋の上乗りさんに聞いた手順。
まずは、頭にある角のようなものを折る。指で押すと簡単に折れる。どうしてここを折らなくてはいけないのかは定かでないが、針先をこの部分に出すので、ぶつからないようにってことだろうか? それともマゴチがエビを食べやすくするため?
ひっくり返して、脚をかき分けると見つかる口(少し赤く見える部分)から針を入れる。頭の方に針を抜くため、口の頭寄りの部分に針先をあてがい奥に挿すというよりも頭の方に引くというイメージでやるとうまくいく。このとき、エビのミソ(甲羅の中の緑に見える部分)に針が触れないよう気を付ける。
針先を最初に折った角の部分に抜きさす。この状態で水に入れて元気に泳いでいるようだと問題なし。ちょっと元気がないかなってときは餌付けに手間取りすぎなので次回からスピードアップ。全く動かなくなったときは、ミソに針が触れてしまっているのでもう1回やり直し。エビの元気さは魚信の数にかなり影響するぞ。
著者: へた釣り