アマラバでエソとフグ、餌でミノカサゴとマダイ…以上です釣行でミノカサゴを初めて釣った。毒棘を持つ魚とは知っていた。背鰭も胸鰭も実に毒々しく見える。針を外そうと口に手を近づけると大きな胸鰭を動かして威嚇(?)してくる。帰ってから調べると毒棘は胸鰭にはなく、無害だった。
ミノカサゴの毒棘は背鰭、腹鰭、尻鰭にあるそうだ。特に危険なのが背鰭で先端が細く鋭いため迂闊に触れると突き刺さってしまう。大きくてよく動く胸鰭の先端にも毒棘がありそうに見えるが、胸鰭は触っても安全だった。刺されると患部は赤く腫れ上がりめまい、発熱、発汗、頭痛、吐気、手足麻痺、呼吸困難などを引き起こすそうだ。熱で不活性化させることができる毒なので、40度のお湯に患部を漬けるとよいみたい。禍々しい姿で美味しそうには見えない魚だが、癖のない白身で煮付けや酒蒸しなどにすると美味しいらしい。クーラーに入れるには勇気がいるが、次に釣れたら毒のある鰭を切り落として持ち帰ってみようと決める。
著者: へた釣り