釣れれば間違いなく美味しいんだけど、あまりにギャンブル性が高くて、誘われれば行くけど自分では予約しなくなっているのがオニカサゴ釣り。東京湾ではボウズでなければ勝ちな感じだし、相模湾や伊豆でも簡単には釣れてくれずボウズも十分あり得る。今年も下田沖でなんとか1匹♪
下田沖でクロムツ5匹。うち4匹は40センチ超で最大46センチ釣行は、後半オニカサゴにリレーした。150号のオモリが吹き上がってしまうほどの速潮に上手くタナをキープできず大苦戦したが、1匹だけなにかの間違いで釣れた。リリーズサイズではないものの30センチに届かない小型だった。オニカサゴの食べ方で一番好きなのが顔や中骨から出汁を取るお鍋。煮あがって真っ赤になった頭がインパクト抜群なので鬼の形相鍋と名付けている。今年もありつけた。ふんわりと煮える身も美味いが、オニカサゴは出汁の旨みがすごい。一緒に煮た白菜や豆腐が絶品になる。〆にはお蕎麦も。表面に脂が点々と浮いたお汁は鴨南蛮のようだ。来年はもっと迫力のある鬼の形相を拝みたい。
著者: へた釣り